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テスト状態への昇格
Explorer グループの昇格ポリシーの 2 番目の要件は、開発チームのリーダーだけがオブジェクトを開発状態からテスト状態に昇格できるというものです。これを実現するには、Promote および PromoteProject 権限がチーム リーダー プリンシパルに対する ACL 定義で有効であることをサイト管理者が確認する必要があります。
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権限の操作におけるプリンシパルと ACL の役割の詳細については、ユーザー権限とグループ権限: アクセス制御リストを参照してください。
次に、管理者は、AllowedStates ポリシー オプションを使用して、開発チーム リーダーがリビジョンを昇格できる状態を指定します。Explorer チームの場合、これはテスト状態になります。
この例の開発者ロールにはオブジェクトを昇格する権限が含まれていないため、この時点で、開発チーム リーダーだけ (実際には、チーム リーダー ロールに割り当てられている任意のユーザー) が、開発サイクルにおける開発フェーズからテスト フェーズにオブジェクトを昇格できます。これは、昇格ポリシーの 2 番目の要件に対応します。
残りの要件は、この後に実装されます。
管理者は、テスタ プリンシパルに Lock および CheckIn ACL 権限がないことを確認します。これによって、3 番目の要件が満たされ、テスタは開発オブジェクトを変更できなくなります。
管理者は、すべてのユーザー ロールに対する LockStates ポリシー オプションで開発状態だけを指定し、その結果、オブジェクトがテスト状態である間は、それらのオブジェクトを変更できなくなります。
最後に、管理者は、品質保証マネージャ ロールがリリース状態への昇格を行うことができるようにします。
これらの変更を加え、ACL の一部のプリンシパル定義を調整すると、サイトの開発サイクルをサポートする包括的な昇格ポリシーを Explorer プロジェクトで設定できます。