プレゼンテーション テンプレート デザイナは、イメージ (企業のロゴやアイテム タイプのグラフィカル表示など) を追加して、プレゼンテーション テンプレートをカスタマイズできます。イメージは、URL (Web アドレス) の入力により追加されます。GIF、JPEG、または PNG 形式のイメージ ファイルを参照できます。

Windchill RV&S Server を使用して必要なイメージを保存すると、次のディレクトリから、テンプレートでイメージファイルを使用できるようになります。

installdir は、Windchill RV&S Server がインストールされているディレクトリのパスです。

URL アドレスを使用して、どのパブリック HTML サーバーのイメージにもアクセスできます。

Windchill RV&S の Federated Server アーキテクチャを使用している場合、プロキシサーバーに接続しているクライアントでは、メインの Windchill RV&S Server またはファイアウォールなどのネットワーク制限によりクライアントがアクセスできないネットワーク場所に存在するアイテムプレゼンテーションテンプレート (IPT) イメージを表示できます。ファイアウォールを超えて IPT イメージを転送するために、プロキシサーバー上でイメージがキャッシュに保存され、クライアント、プロキシサーバー、メインサーバー間で Java Remote Method Invocation (RMI) の呼び出しが実行されます。

クライアントで最初に特定のアイテム タイプが表示されると、プロキシ サーバーは IPT イメージをキャッシュに保存し、他のクライアントからの以降のリクエストはプロキシ サーバーのキャッシュからそのイメージを受け取ります。

プロキシ サーバーがイメージを取得できない場合、クライアントには IPT が表示されます。ただし、プロキシ サーバーが取得できなかったイメージには、壊れたアイコン イメージが表示されます。

メイン サーバーで IPT イメージが変更されると、プロキシ サーバーはキャッシュ内の古いイメージを新しいイメージで置き換えます。クライアントを再起動し、アイテム タイプを表示すると、クライアントはプロキシ サーバーのキャッシュから新しいイメージを取得します。