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サイレントインストールを実行するには
1. GUI インストール」のステップ 1 を実行します。
2. mksagent.properties をリモート システムの一時的な場所にコピーします。
3. 次のいずれかの操作を行って、Windchill RV&S Agent をインストールします。
mksagent.propertiesmksagent.exe と同じディレクトリにない場合は、次のコマンドを実行します。
mksagent -f <directory location>/mksagent.properties
または
./mksagent -f <directory location>/mksagent.properties
-f は、mksagent.properties の場所を示すフラグです。
mksagent.propertiesmksagent.exe と同じディレクトリにある場合は、使用しているプラットフォームに応じて mksagent.exe または mksagent.bin を実行します。
4. Windchill RV&S Agent プロパティファイルを構成します。
mksagent.properties ファイルは、DVD の support/install-properties フォルダにあります。コピーは、Windchill RV&S Server ディレクトリのインストールディレクトリ/config/install ディレクトリに格納されます。
サイレントインストーラのプロパティファイルは、DVD の support/install-properties フォルダにもあります。
次のプロパティを確認し、必要に応じて更新してください。
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サイレントインストールはユーザーの操作なしで行われるものなので、mksagent.properties ファイルおよび mksserver.properties ファイルに指定されている情報がすべて有効であることが重要です。
INSTALLER_UI
使用するインストールモードを指定します。デフォルトでは、プロパティは silent に設定されています。この場合、サーバーはこのプロパティファイルの値に基づいてインストールされます。GUI インストールを実行してサーバーインストールパラメータを設定するには、このプロパティを gui に設定します。
MKS_LICENSE_AGREEMENT
使用許諾契約書の条項を受け入れるかどうかを指定します。使用許諾契約書のコピーは、DVD の support/install-properties フォルダにあります。デフォルトでは、プロパティは false に設定されています。true に設定されていない場合は、インストールがキャンセルされます。
MKS_JAVA_EXECUTABLE
Java 実行ファイルの名前とパスを指定します。
たとえば、Java 実行ファイルのパスは、次のようになります。
Windows の場合: C:\\Java\\<JRE バージョン>\\bin\\java.exe
Linux の場合: /usr/bin/java
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サポートされている JRE バージョンをインストールしていることを確認してください。サポートされている JRE バージョンについては、Windchill RV&S Product Platforms を参照してください。
MKS_PRODUCT_LANGUAGE
Windchill RV&S ユーザーインタフェースの言語を指定します。サポートされているいずれかの言語でユーザーインタフェースを表示できます。現在サポートされている言語は、日本語、英語、簡体字中国語、ドイツ語、韓国語、フランス語です。
英語版以外のシステムで Windchill RV&S を使用する場合は、ユーザーインタフェースを英語で表示し、時間、数字、通貨の値については、そのロケール固有の書式設定で表示することができます。
ユーザーインタフェースの表示方法を指定するには、このプロパティを有効な 2 文字の ISO-639 コードに設定します。
次のようなオプションがあります。
ISO-639 コードがサポートされている言語に一致する場合は、ユーザーインタフェースと書式設定が該当言語で表示されます。
ISO-639 コードがサポートされていない言語の場合は、ユーザーインタフェースは英語で表示され、書式設定は指定した ISO-639 コードに従って表示されます。
プロパティが空白か、無効な ISO-639 コードの場合は、ユーザーインタフェースと書式設定はシステム言語で表示されます (サポートされている場合)。サポートされていない場合は、ユーザーインタフェースは英語で、書式設定はシステム言語に従って表示されます。
次に例を示します。
MKS_PRODUCT_LANGUAGE=ja の場合はサポートされている言語であるため、ユーザーインタフェースと書式設定の両方が日本語で表示されます。
MKS_PRODUCT_LANGUAGE=cy の場合、ウェールズ語はサポートされていない言語であるためにユーザーインタフェースは英語で表示されますが、書式設定はウェールズ語の規則に従って表示されます。
MKS_PRODUCT_LANGUAGE=invalid_code の場合、ユーザーインタフェースはシステム言語で表示されます (サポートされている場合)。サポートされていない場合、ユーザーインタフェースは英語で表示されます。いずれの場合も、書式設定はシステム言語に従って表示されます。