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サービス パック ACL
Windchill RV&S Server と Windchill RV&S Client の新規インストールについては、mks:patch ACL によってサービスパックをダウンロードできるようになります。サービス パックと ACL の照合チェックは番号の逆順に行われます。つまり、最新のサービス パックが最初にチェックされます。
Integrity 4.2 以前のクライアントをアップグレードする場合は、mks:patch ACL を手動で追加する必要があります。
クライアント側サービス パックの管理の詳細については、クライアント側サービスパックの配布を参照してください。配布用のクライアント側サービス パックは、次のサーバー ディレクトリの番号の付いたサブディレクトリに ZIP 形式で格納されています。
installdir/server/patches
Windchill RV&S Administration Client または Windchill RV&S Client をサーバーに接続すると、サービスパックをダウンロードできるかどうかがユーザーに通知されます。サービス パックのダウンロードが終了すると、ユーザーはクライアントを再起動するよう求められます。この 2 つの手順が完了したら、クライアント操作を続行できます。
デフォルトでは、everyone グループに対して Download 権限が許可されています。通常、この設定を変更する必要はありません。
中央の Windchill RV&S Server から利用可能なサービスパックにすべてのユーザーがアクセスできるようにするには、Download 権限を許可するデフォルトの設定をそのまま使用します。
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必要に応じて、CLI を使用して mks:patch ACL の権限を変更できます。権限の変更の詳細については、権限の変更を参照してください。
特定のサービス パック ACL の形式は mks:patch:C040300001-01 です。Download 権限は、ユーザーまたはグループに対して許可する必要があります。
複数のサービスパックが Windchill RV&S Server に存在する場合は、新しいサービスパックから順に権限がチェックされます。たとえば、C040300004-02C040300004-01C040300003-01 の順にチェックされます。
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混乱を避けるため、1 つのサービス パックの Download 権限だけをユーザーまたはグループに与えるようにしてください。
Web クライアントのみを使用して Windchill RV&S Server にアクセスするユーザーには、Download 権限は必要ありません。Web クライアントはサーバー上でホストされるため、サーバーが更新されるたびに更新されます。
GUI を使用してプロセスにアクセスし、管理機能またはコンフィギュレーション管理機能を変更できるユーザーは、CLI を使用して必要なサービス パックをダウンロードすることもできます。CLI を使用してサービスパックをダウンロードする詳細については、『CLI マニュアルページ 』を参照してください。