サンドボックスを開くと、その内容が Windchill RV&S「サンドボックス」 ビューに表示されます。

サンドボックスは、クライアント マシンに格納することができます。サンドボックスを使用すると、他のユーザーの作業を妨げることなく、自分のワークスペース内でローカルに作業できます。サンドボックスは、Windchill RV&S Server 上に存在するプロジェクトに対するローカルポインタと考えることができます。サンドボックスは、Windchill RV&S SCM プロジェクトのミラーイメージです。サンドボックスはミラー対象のプロジェクトと同じように動作しますが、実際にはマスタ プロジェクト内にある対応するサンドボックスへのポインタの集合です。

「サンドボックス」 ビューでは、プロジェクト メンバーとサブサンドボックスがツリー構造に表示されます。プロジェクト、サンドボックス、およびサブサンドボックスのツリーは、次のいずれかの方法で展開したり折りたたんだりすることができます。

メンバーを選択するには、目的のメンバーをクリックするか、方向キーを使ってセレクタ バーをそのメンバーに移動します。プロジェクトやサンドボックスの階層を移動するには、上下の方向キーを使用します。右方向キーを押すと、サンドボックスが開いてそのメンバーが表示されます。左方向キーを押すと、サンドボックスが閉じます。

メンバーの一覧の下のボックスには、すべてのデルタ情報が表示されます (ワーク ファイル デルタ、新しいリビジョン (メンバー) デルタ、およびリビジョン同期デルタ)。たとえば、ワーク ファイルが更新されてまだチェックインされていない場合は、ワーク ファイルが変更されているという内容のメッセージが表示されます。また、プロジェクトで使用できるワーク ファイルとメンバーのリビジョン番号の詳細も表示されます。ワーク ファイルとメンバーリビジョンのサイズが違っている場合は、その差 (キロバイト単位) もメンバー情報ペインに表示されます。

特定のメンバー プロパティに基づいたプロジェクト メンバーのグループを表示して操作できます。表示されているメンバーをフィルタするには、ツールバーにある「フィルタ」の一覧を使用します。メンバーのグループを選択するには、「ビュー」 > 「選択」を使用します。

「サンドボックス」 ビューを動的ビューとして構成した場合、「自分のサンドボックス」 ビューで変更を行うとこのビューが自動的に更新され、変更内容が反映されます。サンドボックス ビューの情報は、見出しとアイコンが付いた列に表示されます。ビューの設定によっては、表示される列がここで説明するデフォルトの設定と異なる場合もあります。

デフォルトの列とそこに表示される内容の概要を以下に示します。