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開発パスをマージすべきではない場合
以下に、「子開発パスのマージ」 (si mergechilddevpath) コマンドを使用すべきではない状況を示します。
バックフィル
バックフィルを必要とする操作は実行しないでください。バックフィルを行うと、目的の結果を得るのが困難になります。
後方伝播
このコマンドは、前方伝播にのみ使用してください。たとえば、メンバーリビジョンが 1.2 で、1.4 と再同期する場合、コマンドは正しく応答します (開発パス上で前方伝播している場合)。しかし、メンバーリビジョンを前のリビジョン (1.1 など) に戻そうとしても、変更は既に行われたものと判断され、何も実行されません。
大規模な伝播
失敗しても簡単に解決できるように、伝播の数を少なくします。できる限り頻繁に開発パスのマージ操作を実行してください。たとえば、2 年分の操作は実行しないでください。複雑さが積み重なると、操作で目的の結果を得るのが困難になります。操作を小分けにして実行すると成功する確率が高くなります。
リファクタリング操作
移動、名前の変更、サブプロジェクトの移動などのリファクタリング操作は実行しないでください。たとえば、子開発パスの構成が親と構造上大きく異なると、マージ操作で目的の結果を得るのが困難になります。
閉じていない変更パッケージ
最後の開発パスのマージ操作の後に、マージ元の開発パスの変更パッケージがすべて閉じていることを確認してください。この操作では、閉じている変更パッケージの変更のみが使用されます。同様に、レビュー中のすべての変更パッケージがレビューされていることを確認してください。
非トランザクション変更パッケージ
トランザクション変更パッケージを使用してください。可能な場合は、問題を避けるために、トランザクション変更パッケージをシステムで必須にします。伝播に必要なすべての変更が変更パッケージに含まれていることを確認します。変更パッケージに含まれていない必須操作と、変更パッケージに含まれている必須操作があると、マージは失敗します (必要ないくつかの操作が完了しません)。
開発パス名の再使用
開発パス名は再使用しないでください。たとえば、新しい開発パスを作成するときは、以前に削除された開発パスと同じ名前を使用しないでください。