メンバー / リビジョン情報の表示

管理者が構成している場合は、新しいメンバーリビジョンがアーカイブにコミットされるたびにチェックサムが計算されます。Windchill RV&S Client がメンバーリビジョンを受け取ると、チェックサムが検証されます。これにより、Windchill RV&S Server と Client 間の整合性が確保されます。

メンバーリビジョンにチェックサムがあるかどうかを確認するには、そのリビジョンに対して si revisioninfo コマンドを実行し、「チェックサムがある」に割り当てられている値を探します (「はい」の場合は、対象のリビジョン用のチェックサムが保存されています)。si revisioninfo コマンドの詳細については、CLI マニュアルページを参照してください。

フィールド	説明
メンバー名	メンバーのパスおよび名前です。
プロジェクト名またはサンドボックス名	メンバーのプロジェクトまたはサンドボックスのパスと名前です。
メンバーリビジョン / リビジョン	選択したメンバーまたはリビジョンのリビジョン番号です。「メンバー情報」ビューでは、一覧からリビジョンを選択して別のリビジョンに切り替えることができます。
アーカイブの共有	メンバーが別のメンバーのアーカイブを共有するかどうかを指定します。
メンバーはシンボリックリンク (「メンバー情報」ビューのみ)	メンバーがシンボリックリンクファイルのときのみ、テキストが表示されます。
作成者	リビジョンを作成したユーザーの名前、およびリビジョンが作成された日時です。
ロック	ロックの表には、リビジョンのすべてのロックの一覧が表示されます。各ロックについて、デフォルトで次の情報が表示されます。 • 「ロック者」には、リビジョンをロックしたユーザーの名前が表示されます。 • 「ロックタイプ」には、リビジョンが排他的ロックと非排他的ロックのどちらでロックされているかが表示されます。 • 「開発パス」には、リビジョンのロックが行われた開発パスの名前が表示されます。
マージ	メンバー用のマージまたはリビジョンを作成したマージを一覧表示します (マージが存在しない場合は、「マージ」の情報は表示されません)。次に例を示します。 1.1 と 1.2 の差異を 1.3 にマージして 1.4 を作成変更パッケージを復元すると、マージで行が削除される場合があります。その場合、それらのマージも一覧表示されます。次に例を示します。 1.2 と 1.1 の差異を 1.3 からマージして 1.4 を作成
状態	リビジョンに割り当てられている状態です。リビジョンの状態を変更するには、「状態」一覧から状態を選択します。状態は管理者によって定義されます。
リビジョンの説明	リビジョンの簡単な説明です。このダイアログボックスでは、既存のリビジョンの説明は変更できませんが、コメントを追加することは可能です。その場合は、「リビジョンの説明」フィールドの現在の情報の下に補足情報を入力します。

変更パッケージレビュープロセスの一部として、メンバーにそのメンバーまたはそのメンバーのリビジョンのいずれかに対する保留中の操作がある場合や、メンバーが保留中のサブプロジェクトに含まれている場合は、メモに情報が表示されます (「This member has a pending update to member revision 1.2 by devans」など)。

「メンバー属性」タブには、メンバーの分類に使用された属性が表示されます。メンバー属性を使用すると、複数のメンバーに対する操作をグループとして実行できます。たとえば、GUI で、「選択」コマンドを使用して、属性が sys=dos のメンバーだけを強調表示し、それらを 1 つのグループとしてチェックアウトできます。このタブではメンバー属性の追加と削除が行えます。属性は、次の形式のいずれかに従います。

指定できる最大文字数は、変数は 80 文字、値は 1024 文字です。

「ラベル」タブには、メンバーのリビジョンの説明と参照に使用されるラベルがアルファベット順に表示されます。ラベルは、リビジョンが含まれた製品リリース、リビジョンの内容、リビジョンに対して加えられた変更、または特定のリビジョンを識別するのに役立つ可能性があるその他の情報を基にすることができます。一般には、チェックイン時に新しいリビジョンにラベルを割り当てますが、新しいラベルの追加やリビジョンに割り当てられたラベルの変更が必要となる場合もあります。