開発チームがプロジェクトの一部について大部分の作業を完了し、一部のプロジェクト メンバーが安定した状態になっている場合は、プロジェクトまたはサンドボックス内の個々のメンバーをフリーズできます。

メンバーのフリーズによって、メンバーは、プロジェクト ファイルに存在するメンバー情報に対して変更を加えることができない状態になります。たとえば、フリーズされたメンバーのメンバーリビジョンを更新したり、フリーズされたメンバーの属性を変更したりすることはできません。フリーズは、メンバーの解凍の逆の処理です。

フリーズにより、メンバー情報の更新が制限され、これらのメンバーが誤って変更されないようにすることができます。ただし、開発作業は、メンバー ファイル自体で引き続き行うことができます。たとえば、新しいリビジョンがメンバーのアーカイブにチェックインされる場合、Windchill RV&S ではプロジェクトのメンバーリビジョンは更新されません。

フリーズにより、次の操作が容易になります。

フリーズによって、プロジェクト内のメンバー情報を変更できなくなりますが、メンバー ファイル自体には影響を与えません。引き続きリビジョンをチェックアウト、変更、およびチェックインすることはできますが、変更がプロジェクト内のメンバー情報の一部として含まれることはありません。

フリーズされたメンバーのラベルまたは状態を変更することはできますが、それらの属性を変更することはできません。チェックポイントが完了する前にプロジェクトまたはそのメンバーがどのユーザーからも変更されないようにするために、チェックポイント操作の直前にフリーズを使用できます。

プロジェクト メンバーを変更できるようにする必要がある場合は、それらを解凍できます。

メンバーがフリーズされている場合、Windchill RV&S では、誰かがアーカイブに新しいリビジョンをチェックインしたときに、それらのリビジョンが使えるようになったことがレポートされます。Windchill RV&S ではプロジェクトが最新のリビジョンに更新されないため、適切なユーザーがメンバーの解凍を決定し、プロジェクト全体を更新する必要があります。

フリーズの手順のサンプルは、次のとおりです。