クエリー結果の Microsoft Excel へのエクスポート
CLI EQUIVALENT
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im exportissues
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クエリーから返された表示アイテム フィールドと列を、データ分析のために、「アイテム」ビュー、関連フィールド、「関連」ビュー、「ドキュメント」ビュー (GUI のみ) から Microsoft Excel にエクスポートできます。「履歴」ビューからは、履歴の日付またはラベルの時点のアイテムもエクスポートできます。
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サイズの大きなクエリー結果セットをエクスポートすると、Windchill RV&S Server のパフォーマンスに影響する可能性があります。
アイテムをエクスポートすると、Windchill RV&S によって、名前の変更と保存ができる Excel の一時ファイル (.xls) として出力が保存されます。
• Windows GUI では、Excel の一時ファイルは自動的に Microsoft Excel で開かれます。
• Linux GUI では、ダイアログボックスに Excel の一時ファイルのパスと名前が示されます。
• Web では、Excel の一時ファイルはブラウザによってダウンロードされます。
Excel で一時ファイルが開かれた後で、データを操作して、詳細な分析のためにチャートやレポートを作成できます。
データを Excel にエクスポートした後に、そのデータを Windchill RV&S にインポートして戻すことはできません。クエリー結果の Excel へのエクスポートは、データの分析だけを目的としています。Windchill RV&S と Excel の間でデータをエクスポートおよびインポートするには、Windchill RV&S とのMicrosoft Excel インテグレーションを使用します。
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重要な考慮事項
• Windchill RV&S では、Microsoft Excel にアイテムをエクスポートする機能がサポートされています。サポートされている最新バージョン Microsoft Excel については、
Supported Integrations ドキュメントを参照してください。
• Excel には、サーバーから取得した時点での最新データが保持されますが、Windchill RV&S Client のデータは、サーバーから取得したデータと同期していない可能性があります。クライアントを更新して、最新のデータを表示するようにしてください。
• ビューに適用された並べ替え順序とフィルタは、エクスポートされたデータで保持されます。
• Windchill RV&S でパラメータ代入が有効な場合、それらは Excel の出力で表示されます。
• Excel で一時ファイルを開いた状態で、Windows で Windchill RV&S Client を終了しても、ファイルを保存することができます。
• クエリー結果をエクスポートする前に、Excel には次のデータに関する制限があることに注意してください。
◦ セル当たり最大 32,767 文字
◦ シート当たり最大 65,536 行
◦ シート当たり最大 256 列
行制限を超えると、データはシートをまたがって分割されます。
セル当たりの文字数制限を超える長いテキスト フィールドは切り捨てられ、セルの末尾に "“[Truncated]"" が追加されます。
Microsoft Excel の仕様と制限事項に関する詳細なリストについては、Microsoft の製品マニュアルを参照してください。
• Windchill RV&S の日付/時間フィールド形式 (現在のロケールに基づく) は Excel ではサポートされていません。代わりに、Excel では、日付フィールドには MM/dd/yyyy、日付/時刻フィールドには MM/dd/yyyy HH:mm:ss が使用されます。たとえば、Windchill RV&S の Jul 22, 2009 5:15:14 AM という日付/時刻フィールドは、Excel では 07/22/2009 05:15:14 と表示されます。
• 次の Windchill RV&S の表示パターンが、Excel でサポートされています。
◦ "#,###"
◦ "#,###.##"
◦ 通貨記号 + "#,###"
◦ 通貨記号 + "#,###.00"
◦ "#,###;(#,###)"
◦ "#,###.##;(#,###.##)"
◦ "0.###E0" (Excel では "0.###E+0" と表示 )
◦ "#%"
排他的なテキストを使用する Windchill RV&S の表示パターンは Excel ではサポートされていません。サポートされない表示パターンは無視されます。ただし、整数フィールドの "0" と浮動小数点フィールドの "0.00" の標準表示パターンは適用されます。
• GUI および Web では、ビューの列の幅によって、Excel の列の幅が決まります。CLI では、デフォルトの列の幅によって、Excel の列の幅が決まります。
• Windchill RV&S でテーブルの内容に対して折り返しが有効にされている場合、Excel でもセルの内容が折り返されます。
• 表示する権限を持たないアイテムをエクスポートしようとした場合など、エクスポートされるアイテムがない場合、Excel は起動されません。
• 「関連」ビューでは、「関連フラグ」フィールドおよび「順序」フィールドはエクスポートされません。
• 「ドキュメント」ビューでは、ビューに「セクション」フィールドが表示されている場合、エクスポートされます。「セクション」フィールドが該当しないその他のビューでは、列が表示されていても空白としてエクスポートされます。
• 特定の条件下で Microsoft Internet Explorer を Windchill RV&S Web Client で使用してマウスを右クリックすると、Windchill RV&S のコンテキストメニューではなくブラウザのコンテキストメニューが表示されることがあります。この現象は、「アイテム」ビューで複数のアイテムを強調表示し、右クリックした場合などに発生する可能性があります。この問題は Firefox ブラウザには影響を与えません。
Internet Explorer のコンテキストメニューに「Microsoft Excel にエクスポート」というコマンドオプションがありますが、これは Windchill RV&S の「アイテムを Excel にエクスポート」コマンドとは異なるコマンドです。ブラウザのエクスポートコマンドを実行すると、Windchill RV&S Web Client が応答しなくなる場合があります。
ブラウザのコンテキスト メニューが表示される場合は、Esc キーを押すか、ウィンドウ内のどこか他の場所をクリックすることによって、このメニューを消すことができます。その後、右クリック操作を繰り返すと、正しいメニューを開くことができます。あるいは、「アクション」ペインの「詳細」をクリックして、「アイテムを Excel にエクスポート」コマンドを選択することもできます。
• 次の表に、Excel にエクスポート後の Windchill RV&S の各フィールドの形式を示します。
◦ 「ID」フィールドは数値として表示されます (小数点以下の桁数が 0 の形式のみ)。
◦ 「セクション」フィールドは数値 (該当する場合は小数点位置を含み、その他の形式は含まない) として表示されます。
◦ 浮動小数点フィールドおよび整数フィールドは表示パターン付きの数値として表示されます (上記の例を参照)。
◦ 状態、タイプ、プロジェクト、フェーズ、範囲、SI プロジェクト、短いテキスト、長いテキスト、ユーザー、論理、および FVA の各フィールドはテキストとして表示されます。
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リッチコンテンツ形式は、長いテキストフィールドでは表示されません。
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◦ 添付ファイル フィールドは、ファイル名の CSV 一覧として表示されます。
◦ 関連フィールドは、ID/関連フラグの CSV 一覧として表示されます。
◦ クエリーに結び付けられた関連 (QBR) フィールドは、ID の CSV 一覧として表示されます。
◦ IBPL フィールドは、テキスト形式で表示できるフィールドの CSV 一覧として表示されます。
◦ グループ フィールドおよび選択値フィールドは、テキストの CSV 一覧として表示されます。
◦ 日付フィールドは、日付として表示されます。
クエリー結果を GUI または Web から Microsoft Excel にエクスポートするには
1. 「アイテム」ビュー、関連フィールド、「関連」ビュー、または「ドキュメント」ビュー (GUI のみ) から、次のいずれかの操作を行います。
◦ 特定のアイテムを Excel にエクスポートするには、アイテムを選択して「アイテムを Excel にエクスポート」を選択します。
◦ すべてのアイテムを Excel にエクスポートするには、「アイテムを Excel にエクスポート」を選択します。
バージョン付きアイテムをエクスポートしている場合、「あいまいなフィールド値に対して "!" を表示する」を選択できます。このオプションを選択すると、Windchill RV&S では、バージョン付きアイテムの不確定な計算フィールド値を表示するために、不確定なフィールド値アイコン (!) が表示されます。
ダイアログ ボックスに、Excel に選択したアイテムをエクスポートするか、すべてのアイテムをエクスポートするか選択するよう求めるメッセージが表示されます。デフォルトでは、「すべてのアイテムをエクスポート」がビューで選択されています。
2. 「OK」をクリックします。
Excel では、列名が最初の行に表示され、データは 2 行目以降に表示されます。