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要検討トレースの関連の管理
要検討トレースの関連は、要検討としてマークされた 2 つのアイテム間のトレースの関連です。
たとえば、解析者のボブが要件ドキュメント ABC を作成し、次回作業の各種要件を指定します。別の解析者がドキュメント XYZ を作成し、指定されたこれらの要件を個別のタスクに分割してから、元の ABC ドキュメントにトレースを作成し直します。これらのトレースは、上流のドキュメント ABC のどの要件が下流のドキュメント XYZ に分割されたかを表します。
ドキュメント ABC の上流の要件が後で変更されると、ドキュメント XYZ 内で下流の要件に関連付けられている要件が要検討としてマークされます。これは、ドキュメント XYZ 内の関連付けられている要件が上流の要件を正しく表さなくなっている場合があるためです。上流の要件が変更されると、該当するトレースは自動的に要検討としてマークされます。
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トレースの関連は管理者が設定しますが、それぞれのトレースはユーザーが作成および管理します。管理者がこの機能を設定した場合のみ、トレースの関連は自動的に要検討としてマークされます。
トレースは自動的に要検討としてマークされますが、要検討のトレースは手動で消去する必要があります。
「要検討の消去」メニューコマンドを使用してコンテンツアイテムから選択した要検討トレースを消去したり、「すべての要検討の消去」を使用してコンテンツアイテムのすべての要検討トレースを削除したりできます。「すべての要検討の消去」を選択すると、コンテンツアイテムのすべてのフィールドにある要検討のトレースをすべて消去するオプションか、コンテンツアイテムの選択したフィールドにあるすべての要検討のトレースを消去するオプションを選択できます。コマンドは Windchill RV&S Client のグラフィカルユーザーインタフェースでのみ使用できます (Web インタフェースや CLI では使用できません)。
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要検討のトレースは、下流コンテンツの変更が必要になる可能性があることだけを表しています。常に要検討のトレースを適切に調査して、上流コンテンツの変更によって、下流コンテンツの変更が実際に必要かどうかを決定する必要があります。
要検討のトレースの調査を完了し、該当するコンテンツを変更したら、要検討のトレースを消去できます。詳細については、トレースの関連の管理を参照してください。
GUI で「コンテンツ」メニューを使用して要検討トレースを消去するには
GUI で「コンテンツ」メニューを使用してすべての要検討トレースを消去するには