ユーザーヘルプ > ドキュメントの操作 > ベースライン ドキュメント
  
ベースライン ドキュメント
CLI EQUIVALENT 
im baseline
ベースラインは、ドキュメントにのみ追加できる特別なラベルです。重要なプロジェクトのマイルストーンをマークするために、ドキュメントのベースラインを作成します。たとえば、承認された設計文書、法的参考文書、契約書、部品表に対してドキュメントのベースラインを作成することができます。内部記録や外部文書の記録用に、ドキュメントのベースラインを作成できます。
ベースラインを作成するには、マイルストーンに対して情報を表示するために必要な個々のドキュメントを選択します。ベースラインを作成する際、Windchill RV&S は選択された各ドキュメントにベースライン ラベルを作成します。各ラベルには、同じタイムスタンプが付きます。ベースラインラベルは、「アイテムの詳細」ビューの「ラベル」タブ、またはドキュメントプロパティに表示されます。これらのビューでは、ベースラインと関連付けられているラベルとベースラインと関連付けられていないラベルを区別するのに 「ベースライン」 列が役立ちます。
「指定の日付」のベースラインラベルのドキュメントを表示することで、ベースラインに含まれるドキュメントを後から表示することができます。これにより、ベースラインラベルが作成された時の状態のままドキュメントを表示できますが、この履歴ビューに変更を加えることはできません。
* 
通常、ラベルには制御文字を除くすべての英数字を使用できます。ラベルにはスペースや句読点を含めることもできます。タイプに対してバージョン管理が使用可能な場合は、ラベルにはバージョン識別子 (「major」「minor」) に使用されている構文と同じ構文は使用できません。
ラベルを付けることができるアイテムのタイプとアイテムにラベルを追加できるユーザーは、管理者が決定します。ラベルは、Windchill RV&S タイプで構成可能な複数の属性のうちの 1 つです。タイプ属性を有効または無効にします。詳細は、Windchill RV&S Installation and Upgrading Guide を参照してください。
重要な考慮事項
Windchill RV&S の管理者は、ドキュメント タイプへのラベル追加に関連する規則を構成することで、ベースラインを作成できるユーザーを決定します。
ライブおよびバージョン付きドキュメントのベースラインを作成できます。
一度に 1 つまたは複数のドキュメントのベースラインを作成できます。一度に複数のドキュメントのベースラインを作成すると、同じタイムスタンプが付きます。
ベースライン操作でノードを指定する場合、ノードが含まれているドキュメントにベースラインが適用されます。
ドキュメントのベースラインを作成するには
複数ドキュメントのベースラインを作成するには
「ベースラインの移動」ダイアログボックス