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ロック済みドキュメントでの作業
ロック済みドキュメントで作業する際は次の事実が適用されます。
ドキュメントのロックを持つユーザー (個人またはグループの一員として) は、許可を持つすべてのドキュメント モデルの操作を実行できます。ロックを持たないユーザーは、ロック可能なフィールドやドキュメント構造に影響を及ぼすロック済みドキュメントに対して、バージョン管理を含むいかなるドキュメント モデルの操作も実行できません。
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構造フィールドは重要なフィールドになります。つまりドキュメントがロックされると、ロックを持たないユーザーやグループはそのドキュメントに対して構造的な変更をすることができません。
コンテンツ ノードの参照モードはロックから独立しています。ドキュメントとコンテンツ アイテムは共有アイテムではなく、ロックされているため、モードが「共有」、「再利用」または「作成者」であっても関係ありません。
新しいコンテンツをロック済みドキュメントに追加する場合、新しいコンテンツは残りのドキュメントと同じロック属性でただちにロックされます。
別のドキュメントをロック済みドキュメントに含めたり挿入したりする場合、参照ドキュメントはロックされませんが、含まれたり、挿入されたアイテムを参照するコンテンツ アイテムはロックされます。
バージョン付きのドキュメントはロックできませんが、ロック済みのドキュメントにバージョンを付けることはできます。
任意のユーザーは、ロック済みドキュメントからコンテンツをコピーできます。ロック済みコンテンツが別のロック解除されているドキュメントに貼り付けられる場合、貼り付けられたコンテンツのロックは解除されます。
任意のユーザーは、ロック済みドキュメントのブランチ作成、ベースライン化、またはエクスポートができます。
コンテンツ アイテムがロック済みアイテムから削除される場合、コンテンツ アイテムのロックは解除されます。
ロックは履歴操作ではありません。アイテムの履歴表示ではロック情報は表示されません。同様に、ロックおよびロック解除操作はアイテムの履歴情報に表示されません。
フィールドの関連 (制約) や編集可能性と関連性の規則は、ロック済みドキュメントにも適用されます。フィールドの関連で、ターゲットのフィールドがロック済みドキュメントでロック可能なフィールドであるような場合、ロックを持たないユーザーは、ソース フィールドを変更してターゲットのフィールドを無効にすることはできません。
「作成者」、「再利用」または「共有」参照モードのノードがあるドキュメントで作業する場合、そのドキュメントのノードだけがロックされます。共有アイテムはロックされません。共有アイテムは、「作成者」または「再利用」の参照で必要な場合、ノードのいずれかまたは両方でロックがある場合にブランチを作成します。
共有参照モードがあるノードでは、共有されているフィールドと重要なフィールドのいずれも変更できません。このノードがロックされており、重要なフィールドが編集できない場合でも、共有された重要フィールドでは、作成者による変更が反映されます。ただし、ノードでのみ重要なフィールドはロックされ、ロックを所有するユーザーやグループによって変更可能になります。