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リボルトの管理
ボルト規則が作成、修正、削除されると、ファイルを新しい場所に再配置する必要があります。この処理をリボルトと呼びます。
リボルトは、ボルト規則を修正して別のファイルボルトを使用する場合や、ボルト規則を削除する場合に必要で、オブジェクトのストレージを BLOB ストレージに指定することに相当します。コンテンツファイルと関連するオブジェクトのドメインやライフサイクル状態に変更が発生した場合にも、リボルトは必要です。そのようなオブジェクトの変更に対するリボルト処理は、バックグラウンドで実行でき、wt.fv.revaultOnChange プロパティで管理されます。このプロパティのデフォルト設定は true です。
グラフィカルユーザーインタフェースを使用して、またはマッピング規則ファイル内でプロパティを設定しない場合は、xconfmanager ユーティリティを使用してプロパティを追加または編集します。詳細については、xconfmanager ユーティリティの使用を参照してください。
リボルトは多くのリソースを消費する可能性があるため、管理が必要です。リボルト用のボルトを指定するには、リボルトの実行時期を指定したスケジュールを作成する必要があります。リボルト処理がスケジュールした時刻に起動され、自動的にボルトの内容が別のボルトに再配置されるか、ボルトから BLOB ストレージに移動されるか、あるいは BLOB からボルトに移動されます。「ボルトコンフィギュレーション」ウィンドウの「非参照ファイルを除去」オプションを使用して、リボルト処理後にボルトストレージをクリーンアップします。
リボルトの管理作業では、ボルトごとに行うリボルトのスケジュールおよび進捗状況の定期的な監視が主な作業になります。