エンタープライズ管理 > Windchill のエクスポートとインポート > Windchill のエクスポートとインポートについて > 「インポート」ユーザーインタフェース
  
「インポート」ユーザーインタフェース
「インポート」ウィンドウでは、エクスポート機能を使用してエクスポートしたデータをインポートできます。インポート機能では、エクスポートした JAR ファイルからデータを抽出して、ローカルデータベースにオブジェクトをインポートします。
インポート処理中に、最初にマッピング規則を適用してインポートソースの XML ファイルのコンテンツを修正します。コンテキストマッピング規則では、コンテキストのインポート先を指定します。さまざまなソースコンテキストのアイテムをインポートできます。ターゲットデータベース内にインポートアイテムが存在する場合は、「インポート」ウィンドウで選択したインポートポリシーまたはインポート操作が適用されて、アイテムの修正方法が決まります。
* 
インポート操作には、ユーザープロファイルに関連付けられたアクセス制御リスト (ACL) が適用されます。たとえば、特定のアイテムタイプの改訂権限を持たない場合、「新規バージョンとしてインポート」オプションを使用して ACL 制御を回避することはできません。権限を持たないアイテム操作をインポートしようとした場合は、トランザクション全体が失敗します。
インポート操作は、コンテキストまたはその親コンテキスト (組織やサイトなど) の管理者が使用できます。マッピングされたコンテキストに対する書き込みアクセス権を管理者が持っている場合、インポートされたアイテムはコンテキストマッピング規則での指定に従ってコンテキスト内に作成されます。製品アイテムまたはライブラリアイテムは、サイトまたは組織レベルにインポートしないでください。
プロジェクトにデータをインポートするときは、「インポート/エクスポート管理」ユーティリティを使用しないでください。代わりに、プロジェクトの「詳細」ページまたはフォルダで「ファイルからインポート」操作を使用します。この操作の挙動には、操作を選択した場所に応じて、若干違いがあります。プロジェクトの「詳細」ページで操作を選択した場合は、ターゲットセットの全オブジェクトのフォルダ構造に対するデフォルト動作でインポートが実行されます。フォルダで操作を選択した場合は、フォルダ内の全オブジェクトがターゲットフォルダに配置されます。
「インポート」ウィンドウを開くには、「製品」「ライブラリ」「組織」、または「サイト」「ユーティリティ」 > 「インポート/エクスポート管理」を選択します。「インポート」をクリックします。「インポート」ウィンドウが開き、ウィンドウの上部に現在のコンテキストが表示されます。
これらの操作の詳細については、「インポート/エクスポート管理」ユーティリティの操作を参照してください。