SolidWorks での更新
Windchill サーバー上で CAD ドキュメントに対して作業版数が適用された場合、ワークスペース内のコピーは古いものとしてマークされます。「更新」コマンドを使用して、ワークスペースおよび SolidWorks セッションを、Windchill サーバー上にあるそれらのオブジェクトの最新作業版数によって更新できます。ワークスペースのコンフィギュレーション仕様に変更を加えた後でも「更新」コマンドを使用できます。「更新」によって、アクティブなワークスペースと CAD セッション内のオブジェクトのバージョンを、ワークスペースのコンフィギュレーション仕様に合わせることができます。
たとえば、ワークスペースのコンフィギュレーション仕様が「最新」であり、オブジェクトのバージョン A.2 がワークスペースに追加されたとします。その間に、別のユーザーによってこのオブジェクトがチェックアウトされ、バージョン A.3 (最新) がワークスペースにチェックインされています。「更新」を実行すると、ワークスペースと SolidWorks セッション内のバージョン A.2 が Windchill サーバー上の新しいバージョン A.3 に置き換えられます。このコマンドのデフォルトの動作を設定するには、「プリファレンス管理」を使用します。
SolidWorks でオブジェクトを更新するには、 > または > の順にクリックします。Windchill Workgroup Manager クライアントで、オブジェクトを選択し、 > の順にクリックします。
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セッションですでに開いているアセンブリ内の古い構成部品を置き換える場合、「更新」操作を実行するために、そのアセンブリをいったん閉じてから再び開く必要がなくなりました。Windchill 11.0 F000 以降、ローカルワークスペース内のアセンブリを開いて作業しているときに、そのアセンブリの構成部品を、更新された構成部品に置き換えることが可能になりました。
別のユーザーが追加した SolidWorks Toolbox 部品を含む親アセンブリを更新しても、更新の後で Toolbox 部品は読み込まれません。これらの部品はフィーチャーツリーで淡色表示になります。
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ワークスペーステーブルビューに「古いオブジェクト」列と「ワークスペースコンフィギュレーションで古いオブジェクト」列が表示されるようにしてください (まだ追加していない場合)。つまり、ワークスペースが更新されるたびに、Windchill によって、ワークスペースのコンフィギュレーション仕様と比較して古いオブジェクトがないかワークスペースがチェックされます。古いオブジェクトがある場合、ワークスペース内のオブジェクトにステータスアイコンが表示されます。
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