BOM メンバーの指定
MSR BOM ビューに何を含めるかについて、特定の CAD ドキュメントのタイプまたはサブタイプを考慮する場合があります。BOM のメンバーシップを CAD ドキュメントタイプに基づいて決定することで、異なる CAD ドキュメント構造で再使用したときにその CAD ドキュメントは一意の動作を行うようになります。
ただし、CAD ドキュメントのタイプだけでは十分な情報が得られない場合は、特定のアセンブリ内の状況も考慮する必要があります。以下のケースを例に示します。
• モデルはアセンブリ内で抑制されています。
• モデルのタイプまたはサブタイプだけでは、それを BOM に含めるかどうかを決定するのに十分ではありません。たとえば、アセンブリ内の 1 つまたは複数のコンポーネントを簡略化するために使用するコンポーネントがあります。
◦ エンベロープコンポーネントを使用した置換
◦ オブジェクトのファミリーのメンバーによる置換
これらの状況で MSR BOM 構造を決定するには、アセンブリ情報を使用する必要があります。置換はドキュメントごとに一意であるので、置換としてアセンブリに追加されるオブジェクトのメンバーリンクに置換が記述されます。情報は、IsSubstitute (yes/no) の形式で指定する必要があります。
多くの場合、CAD ドキュメントタイプはコンテンツファイルのファイル拡張子によって MSR BOM に含めるかどうかを識別できます。CAD アプリケーションで区別のためのファイル拡張子が使用されていない場合 (たとえば図面またはライブラリ機能からの部品やアセンブリなど) は、メンバーリンクが存在するかどうかと、MSR BOM に含めるためのアセンブリ規則 (抑制など) が考慮されます。