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SolidWorks でのファイル名の自動番号付け
オブジェクト初期化規則 (OIR) を使用して Windchill の自動番号付けが有効になっている場合、SolidWorks では Windchill PDMLink の自動番号生成機能を使用して新しいファイル名が作成されます。SolidWorks ネイティブの「File」 > 「New」機能を使用して新規ファイルが作成された場合、初回作成時に自動生成された番号がファイル名に割り当てられます。
新規 SolidWorks ファイルの Windchill 自動番号付けは次の場合にサポートされます。
SolidWorks「New」コマンドを使用して新しい部品、アセンブリ、図面を作成した場合。
アセンブリのコンテキストで新しい部品またはアセンブリを作成した場合。
新しい SolidWorks コンフィギュレーションを作成した場合 (コンフィギュレーションでの自動番号付けの有効化については、「コンフィギュレーション」のセクションを参照してください)。
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図面ファイルの自動番号付けは「モデルのファイル名を継承」プリファレンスが「いいえ」に設定されている場合にサポートされます。
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新しい部品またはアセンブリが作成されるすべての状況で自動番号付けが適用されるわけではありません。
ミラー構成部品の自動番号付けのサポート
これまでは、Windchill PDMLink の自動番号付けが有効になっている場合でも、SolidWorks「Insert」 > 「Mirror Components」 > 「Opposite Hand Version」コマンドを使用して作成された新規構成部品には自動番号が適用されませんでした。
Windchill 11.0 F000 以降、「Mirror Components」コマンドを使用して作成された部品には、SolidWorks「File」 > 「New」を使用して作成された部品と同じように自動番号が割り当てられます。ミラー構成部品に自動番号が適用された後は、ほかのファイルと同様にその新規部品をアップロードしてチェックインできます。
この機能には次の特徴があります。
アセンブリのミラーなどによってミラーファイルが複数存在する場合、「Opposite Hand Version」を使用して作成されたファイルはすべて、Windchill によって自動的に割り当てられた番号で保存されます。
ユーザーがファイルに適用したプレフィックス、サフィックス、カスタム名は無視されます。Windchill の自動番号はこれらの文字なしでファイルに割り当てられます。
同様に、SolidWorks のデフォルトのプレフィックス "Mirror" も無視され、Windchill の自動番号はこのプレフィックスなしでファイルに割り当てられます。
派生コンフィギュレーションや抑制されたミラー構成部品では Windchill 自動番号付けが行われません。
SolidWorks では Toolbox 部品はミラーされず、これらの部品は影響を受けません。
親部品とそのミラー部品の間に「設計参照」タイプの参照が作成されます。部品のコンフィギュレーションがミラーされた場合、そのコンフィギュレーションとそのジェネリックの間に参照が作成されます。
使用例 - 「Mirror」コマンドを使用してアセンブリのコンテキストで新規部品を作成します。
1. ワークスペースまたはコモンスペースから SolidWorksSolidWorks アセンブリを開きます。
2. SolidWorks「Insert」 > 「Mirror Components」 > 「Step 3: Opposite Hand」コマンドを使用して、アセンブリ内のいずれかの部品からミラーファイルを作成します。
3. Windchill 自動番号 OIR ジェネレータによって新しいファイル名と番号が割り当てられます。ユーザーが指定したプレフィックス、サフィックス、カスタム名は維持されません。
4. SolidWorks「Mirror Component」を使用して、選択したファイル (SLDASM) から複数のミラーアセンブリ/部品を作成した場合にも、同じ結果が得られます。