保存

このセクションでは、PTC Mathcad の「File」メニューにある「Save」操作について説明します。このセクションでは、プライマリサーバーとして登録されたサーバーとアクティブなプライマリワークスペースがあることを前提としています。登録済みのプライマリサーバーまたはアクティブなプライマリワークスペースが存在しない場合は、動作が変化します。

「保存」操作を使用すると、PTC Mathcad ワークシートが、プライマリサーバーのアクティブワークスペースにあるワークスペースローカルディレクトリに保存されます。セッション中の PTC Mathcad 依存オブジェクトについては、まずワークスペースローカルディレクトリに保存してから、参照リンクに保存する必要があります。Windchill Workgroup Manager は、PTC Mathcad ネイティブの「保存」操作をすべて変更し、Windchill と通信できるようにします。

次の図は、「Save」操作の情報の流れを示します。

「保存」は、次の図に示すように、PTC Mathcad の「ファイル」メニューから使用できます。

Windchill Workgroup Manager との対話操作がサポートされている PTC Mathcad のファイルタイプは .xmcd および .mcdx のみです。その他のテンプレートファイル (.xmct) や圧縮ファイルフォーマット (.xmcdz) などのファイルタイプはサポートしていません。PTC Mathcad Prime と Windchill の連携の詳細については、Windchill Workgroup Manager with Mathcad Prime の使用を参照してください。

オブジェクトを保存するときに、Windchill に新しいバージョンがチェックインされているなどの理由で、コンフリクトが存在するために保存できない場合は、「コンフリクト」ウィンドウが表示され、問題が示されます。これにより、問題を解決して保存操作を完了できます。以下の図は、「Conflicts」ウィンドウを示します。

PTC Mathcad ネイティブの「保存」を実行するのと同時に、「保存」により PTC Mathcad データが Windchill に渡され、管理されます。この結果、ワークスペースを使用して、処理中のデータを追跡し、PTC Mathcad データをワークスペースに追加してから何が変更されたかを確認できます。