その他のアプリケーションとの統合 > Windchill Workgroup Manager のマニュアル > Autodesk Inventor > Autodesk Inventor での PDM 操作 > ワークスペースでのオブジェクトのロックとロック解除
  
ワークスペースでのオブジェクトのロックとロック解除
不用意に修正されるのを防止するため、オブジェクトをロックできます。ワークスペース内のオブジェクトをロックすると、そのオブジェクトのステータスは読み取り専用になり、ロック解除するまでそのオブジェクトには上書きできなくなります。ロックはワークスペースの機能であり、コモンスペースでは使用できません。
「ロック」コマンドは Windchill Workgroup Manager クライアントのユーザーインタフェースで使用できます。オブジェクトをロックするには、オブジェクトを選択し、「ファイル」 > 「ロック」の順にクリックします。オブジェクトが読み取り専用になり、「一般ステータス」列のステータスアイコン によって読み取り専用であることが示されます。ロックされているオブジェクトをロック解除するには、「ファイル」 > 「ロック解除」の順にクリックします。「チェックアウト」コマンドではオブジェクトのロックが自動的に解除されます。
* 
「ワークスペースに追加したオブジェクトを自動的にロック」プリファレンスを「はい」に設定することで、ワークスペースに追加されたときにすべてのオブジェクトをデフォルトでロックできます。
* 
CAD Worker は「ワークスペースに追加したオブジェクトを自動的にロック」プリファレンスを無視し、ロックされている CAD ドキュメントを正常にパブリッシングします。
セッションで修正されたオブジェクトをロックしても、そのオブジェクトは読み取り専用になりません。セッションでオブジェクトを修正する前にそのオブジェクトをロックする必要があります。
ファイルがワークスペースでロックされてから CAD セッションで開かれた場合、オブジェクトの編集に関連するメニューは使用できなくなります。そのようなオブジェクトに対して「保存」コマンドを実行すると「複製」ウィンドウが開き、オブジェクトを別の名前で保存できます。