クライアント - サーバーシステムアーキテクチャについて
Windchill Workgroup Manager は、クライアント - サーバーアーキテクチャに基づいています。クライアントは、ユーザーのワークステーションに格納される次のコンポーネントで構成されます。
• CAD アプリケーション。ワークスペースローカルディレクトリ (または、Windchill ファイルシステムを使用したローカルワークスペース) および Windchill Workgroup Manager と通信します。
• ワークスペースローカルディレクトリ - オーサリングアプリケーションおよび Windchill サーバー上のワークスペースが使用可能なローカルキャッシュ (Windchill ファイルシステムのユーザーの場合、ローカルワークスペースが Windchill サーバー上のワークスペースのローカルキャッシュになります)。
• CAD アプリケーションと Windchill サーバーの間の通信を行う Windchill Workgroup Manager アプリケーション。
Windchill サーバーは、Windchill データベースとサーバー側ワークスペースが格納されたコンピュータです。ワークスペースは、2 つのコンポーネントから構成されます。
• サーバー側ワークスペース - サーバー上のプライベートフォルダ。
• ワークスペースローカルディレクトリ (WLD) - オーサリングアプリケーションと Windchill サーバーの両方からアクセスできるように物理 CAD ファイルが保管されるクライアントマシン上のローカルキャッシュ。または
• (Windchill ファイルシステムを使用した) ローカルワークスペース - ファイルシステムの一部として Windchill が公開されることで、CAD アプリケーションはローカルファイルシステムのフォルダにあるかのように Windchill 内のファイルにアクセスできるようになります。