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ワークスペースを介したデータの管理
データは、クライアントとサーバーに分かれたワークスペースを介して管理されます。それぞれの役割は次のとおりです。
ワークスペースローカルディレクトリ - 現在作業中の CAD ファイルのクライアント側のキャッシュ。または
(Windchill ファイルシステムを使用した) ローカルワークスペース - ファイルシステムの一部として Windchill が公開されることで、CAD アプリケーションはローカルファイルシステムのフォルダにあるかのように Windchill 内のファイルにアクセスできるようになります。
サーバー側ワークスペース - ワークスペースローカルディレクトリまたは Windchill ファイルシステム内の CAD ファイルと同期化されるユーザーのプライベート作業領域。
ワークスペースローカルディレクトリはクライアントコンピュータ上のキャッシュ領域です。CAD アプリケーションはこの領域を介して CAD データにアクセスし、修正できます。このデータでの作業は完了したが、共有はしない場合は、サーバー上にあるサーバー側ワークスペースにアップロードします。サーバー側のワークスペースはプライベート領域でもあるため、ほかのユーザーはアクセスできません。サーバー側ワークスペースは、現在進行中の作業の保存に使用できるので、CAD アプリケーションのデータを保存したり、CAD アプリケーションにデータを読み込んだりすることができます。このデータをほかのユーザーと共有する準備ができ次第、同じく Windchill サーバーにあるコモンスペースにそれをチェックインします。違いは、コモンスペースの場合、それにアクセスできるユーザー、主にチームメンバーなら誰でも表示できることです。