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更新
このトピックでは、次の図のように、Creo CADDS 5 および Windchill「ファイル」メニューにある「更新」操作について説明します。
「更新」操作では、ワークスペースのオブジェクトが、Windchill サーバーの最新のオブジェクトデータを使用して再表示されます。
ほとんどの場合、ユーザーはサーバーのオブジェクトの最新コピーを使用して作業します。ただし、ワークスペースにダウンロードした、チェックアウトしていないオブジェクトを使用して作業する場合もあります。その間、Windchill サーバー上のオブジェクトに変更が加わると、ワークスペース内のオブジェクトは古くなります。この場合、サーバーの最新のオブジェクトデータを使用して、ワークスペース内のオブジェクトデータを再表示する必要があります。このプロセスは更新と呼ばれます。
使用例
ワークスペースのコンフィギュレーション仕様が LATEST で、ワークスペースに追加したオブジェクトはバージョン A.2 です。ただし、その間に別のユーザーがこのオブジェクトをチェックアウトし、バージョン A.3 をチェックインしました。「更新」操作により、バージョン A.2 のオブジェクトが古いと判定され、ワークスペースに A.3 (最新) バージョンをコピーするオプションが表示されます。ワークスペースプリファレンスにより、この操作に使用するデフォルトを設定できます。
更新を使用するもう一つの例として、ワークスペースにさらに詳細なコンフィギュレーション仕様を定義した場合があります。「更新」操作を使用して、ワークスペース内のデータが以前に定義したコンフィギュレーション仕様と適合することを確認できます。「更新」により、プライマリワークスペースのセッション内のオブジェクトのバージョンを、ワークスペースのコンフィギュレーション仕様に合わせることができます。「更新」は常に一方向に機能し、サーバー側からワークスペース内のセッションにあるものが置き換えられます。