この機能は、製品表現の、新しい作業版数の製品表現対象 (Windchill 部品オブジェクト、ドキュメントオブジェクト、ダイナミックドキュメントオブジェクト、Windchill ドキュメントオブジェクトなど) へのコピー転送を制御します。基本的原則として、コピー転送は既成の、非派生の製品表現のみに適用します。ただし、製品表現対象のコピーまたは改訂の場合、デフォルトですべての製品表現 (派生、非派生の両方) がコピー転送されます。この動作は、新しいコンテキストにチェックアウトされる製品表現対象にも適用されます(このデフォルトの動作は、このセクションの後半で説明するコピー転送プロパティを使用して調整できます)。

たとえば、製品表現がローカルファイルシステムで変換済みのビューデータを使用して作成され、ドキュメントのない Windchill 部品に関連付けられている場合、製品表現はほかから派生できないため、その Windchill 部品の作業版数適用時には、製品表現のすべてが新しい作業版数にコピーされます。

(説明対象の Windchill 部品がないため) ドキュメントに直接関連付けられているか説明ドキュメントへのアクティブリンクによって Windchill 部品に関連付けられている製品表現 (製品表現はドキュメントコンテンツから派生) では、オーナー関連 EPMDocument から独立して部品に作業版数が適用される場合には製品表現はコピー転送されますが、EPMDocument に作業版数が適用される場合には製品表現はコピー転送されません。この動作は、「制限されたモード」のコピー転送と呼ばれ、現在のリリースではデフォルトで強制されています。