パブリッシャキューとジョブの概要

WVS ジョブは、CAD および Microsoft Office ドキュメントの Creo View 製品表現をパブリッシングするための単一の WVS 処理リクエストであり、複雑な干渉検出照会をバックグラウンドで実行したり、組織全体の特定のプリンタにバッチ印刷リクエストを送信したりするために使用されます。このため、WVS キューは、Windchill Visualization Services のパブリッシングメカニズムが最適な状態で機能するためには非常に重要な要素です。

インストールされている場合、WVS はジョブが処理待ちとなる 3 つの優先度別待機キューと、処理が実行される 1 つのパブリッシングキューを自動的に作成します。たとえば、パブリッシングジョブには次のキューが作成されます。

これがデフォルトのキューセットであり、パブリッシャキューの名前には埋め込みのセット名は含まれていません。

Windchill 処理キューの詳細な背景情報については、テクニカルサポートの知識ベースのアーティクル CS149619 を参照してください。

パブリッシングキューとジョブの概要も参照してください。

パブリッシングプロセスに含まれるステップの概要については、一般的なパブリッシングのプロセスを参照してください。

WVS は、干渉ジョブおよび印刷ジョブを処理するためにも、同様のキューセットを作成します(干渉ジョブの場合は PublisherQueueCLASHH, M, L, 1、印刷ジョブの場合は PublisherQueuePRINTH, M, L, 1 など)。

WVS では、パブリッシャジョブに対して、以下のコンフィギュレーションオプションが用意されています。

• パブリッシング用に送信される WVS ジョブの相対的な優先順位を、そのタイプとソースに基づいて設定することにより、ジョブが処理される順序を決定できます。

• さまざまなカテゴリのパブリッシングジョブがどのように処理されるかを個別に管理するには、特定のパブリッシャキューセット、Worker セット、またはその両方を割り当てます。