インポートするパッケージのレビュー
パッケージとそのコンテンツをレビューするには、コマンドプロンプトを開いて Creo Packages のインストールディレクトリに移動し、次のコマンドを入力します。
WPCView -p <package name with full path>
このコマンドにより、現在のワーキングディレクトリに HTML 形式のパッケージ詳細レポートが作成されます。このレポートには次の情報が含まれます。
• パッケージのソース ID
• コメント (入力されている場合)
• 含まれているオブジェクトのリスト
• 含まれているメタデータのリスト
パッケージに含まれている情報の使用
HTML 形式のパッケージ詳細レポートを使用してパッケージをレビューすると、次の情報を確認できます。
• パッケージのソース PLM システム
パッケージは複数のソース PLM システムからインポートできます。ただし、各パッケージをどのソース PLM システムから取得したかを把握することは重要です。パッケージのサイト ID ラベルを使用して、ソース PLM システムを識別します。このサイト ID は、ソース PLM システムごとに一意で、マッピングファイルで使用できます。マッピングファイルの詳細については、
ターゲット PLM システムのマッピングを参照してください。
• パッケージのタイプと、ソース PLM システムで行われた変更。
インポートするパッケージが増分パッケージである場合は、以前に完全パッケージがインポートされていることを確認してから、増分パッケージをインポートする必要があります。
• パッケージに含まれているメタデータのタイプ。
パッケージには、パッケージ内のオブジェクトがターゲットシステムに存在していると想定されているか、またはパッケージ済みであるかに関する情報が含まれています。ターゲット PLM システムに初めてインポートされるオブジェクトは、パッケージ済みとしてマークされます。
ターゲットシステムでの存在が想定されているオブジェクトは、これまでのインポートを通して、ターゲット PLM システムに存在している必要があります。インポートされるパッケージには、以前のインポート時から変更されたメタデータが含まれます。
HTML 形式のパッケージ詳細レポートの情報に加え、次の情報もパッケージから取得できます。
• ターゲット PLM システムに、パッケージのインポート先となる (1 つまたは複数の) 新規フォルダを作成するかどうか。
• パッケージとターゲット PLM システムでオブジェクトのプロパティを同じにするかどうか。オブジェクトのプロパティが異なる場合は、パッケージをインポートする前にこれらをマッピングして、コンフリクトを回避します。