パッケージのエクスポート例

この例では、Creo Packages 設計パートナーが自転車についてのコンポーネント情報を共有するために、完全な自転車アセンブリの Creo Parametric データを含むパッケージを、別の設計パートナーまたはサプライヤにエクスポートします。

ソース PLM システムの設計パートナーまたはサプライヤは、Creo Parametric データのデフォルトの設定オプションを使用してパッケージをエクスポートし、パッケージに名前を付け、シード名を指定します。

WPCExport -u talva -p ptc -n crankset_asm_1800.asm -g 1102_1800_01

コマンド名	引数	説明
WPCExport	-u	ユーザー名を指定するために使用します。
	-p	パスワードを指定するために使用します。パスワードを含めないように選択して、セキュリティを強化することもできます。パスワードを要求するメッセージが表示され、入力したパスワードの文字は画面に表示されません。
	-n	シード名を指定するために使用します。
	-g	パッケージ名を指定するために使用します。

Creo Parametric モデルファイルおよび関連メタデータを含むパッケージがクライアントマシンに正常にエクスポートされ、表示およびターゲット PLM システムへのファイル転送が可能になります。

パッケージをターゲット PLM システムのパートナーまたはサプライヤに送信する前に、エクスポートレポートとエクスポート事後レポートを確認してください。

エクスポートレポートには、エクスポート条件、プリファレンス、パッケージのエクスポートにレシピファイルが使用されたかどうか、およびパッケージのエクスポートサマリーに関する詳細情報が含まれています。次に例を示します。

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Export report
PTC Windchill 10.2 PLM Connector - Creo Packages
Start date: Nov 2, 2007 10:16:16 PM
Package name: talva
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Export conditions
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Export preferences: c:\ptc\ilink03_SiteA\wpc_preferences.txt
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Export recipe
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seed
crankset_asm_1800.asm
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Export summary
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Objects exported: 148
Objects expected in the target system: 0
Reference information included: 0
Baseline created:/ptc/Library/mig_test//Assembly/WPC_export
_talva _20071102_221618
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End date: Nov 2, 2007 10:18:07 PM
Export status: Completed successfully

エクスポート事後レポートには、Creo Parametric のアセンブリおよびコンポーネントが、さまざまな操作や改訂値とともに含まれています。レポートには、ファイル名、オーナー改訂、オーナー作業版数、オーナーライフサイクル、オーナーライフサイクル状態、オーナー場所などに関する情報が含まれます。

File Name	Owner Revision	Owner Iteration	Owner Lifecycle	Owner Lifecycle State	Owner Location
s.drw	A	1	Basic	INWORK	/ptc/Library/mig_test//test1
s.asm	A	1	Basic	INWORK	/ptc/Library/mig_test//test1
s.prt	A	1	Basic	INWORK	/ptc/Library/mig_test//test1

File Name	Local Revision	Local Iteration	Local Lifecycle	Local Life-cycle State	Local Location
s.drw	A	1	Basic	INWORK	/ptc/Library/mig_test//test1
s.asm	A	1	Basic	INWORK	/ptc/Library/mig_test//test1
s.prt	A	1	Basic	INWORK	/ptc/Library/mig_test//test1

エクスポートされたパッケージは、ターゲット PLM システムでコンポーネント情報を共有するために別の設計パートナーまたはサプライヤに送信できます。ソースシステムとターゲットシステムのパートナーまたはサプライヤ間で確立したコラボレーション手順に応じて、電子メール、ファイル転送プロトコル (FTP)、CD-ROM、テープなどのさまざまな手段でパッケージを転送できます。

Owner system information
Objects exported (3)

Local system information
Objects exported (3)