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複数の PLM システムにエクスポートする場合
一般的な使用例としては、サイト A がサイト B (製品 B でのコラボレーション) およびサイト C (製品 C でのコラボレーション) とコラボレーションする場合が挙げられます。各ターゲット PLM システムサイト (サイト B とサイト C) は、サイト A (ソース PLM システムサイト) から異なる増分パッケージを受信します。
サイト A は、出力ベースライン名をターゲット PLM システムサイト固有の名前に設定することによって、wpc_preferences.txt ファイルでサイト B およびサイト C に対して異なるエクスポートプリファレンスを作成します。たとえば、サイト B の出力ベースライン名を site_b_export_baseline_name とし、サイト C の出力ベースライン名を site_c_export_baseline_name とします。
さらにサイト A は、作成される増分パッケージに異なるパターンのベースライン名を設定することによって、サイト B およびサイト C に対して異なるレシピファイルを作成します。たとえば、"site_b" のプレフィックスまたは "site_c" のプレフィックスを持つベースラインをすべて差し引くような規則です。Creo Parametric アセンブリ内のコンポーネントがサイト B にすでに送信されているが、サイト C にはまだ送信されていないために、この規則が選択されます。サイト A では、この追加コンポーネントをサイト C 用に作成する増分パッケージに含める必要があります。ただし、同じパッケージコンポーネントのセットがサイト B とサイト C に送信される場合は、1 つのレシピファイルを使用してパッケージエクスポートできます。
Creo Packages を使用したコラボレーションも参照してください。