Theorem Worker のクライアント側 CAD エージェントの設定

このセクションでは、クライアント側での Theorem Worker の設定方法について説明します。この内容は Worker と Windchill サーバーが別々のマシンにある場合に特に役立ちます。

1. Theorem Adapter のインストールディレクトリから bin\catia5_pv_config.exe を実行します。

4. サーバーホストの名前を入力します (たとえば、icenter01.ptcnet.ptc.com)。

5. サーバーポートを入力します。デフォルトは 5600 ですが、「Error! Hyperlink reference not valid. Port」エントリでポートを確認できます。

6. 「Test Server」をクリックします。クライアントマシン用の CATIA V5 の Worker 定義が、Windchill CAD エージェントに存在している必要があります。

テストに失敗した場合は、Web ブラウザでサーバーにアクセスできるかどうか、または共有ディレクトリの \\vmworker\Theorem にアクセスできるかどうかを確認してください。これらにアクセスできない場合は、Worker とサーバーの IP アドレスが DNS サーバーに正しく設定されているかどうかを、管理者に確認してください。

7. Windchill Workgroup Manager の構成部品を通じて、オプションのファイル同期化機能を選択します。ファイル同期化を選択する場合は、Windchill Workgroup Manager のインストールディレクトリを指定し、「ファイル同期化 DLL」はデフォルトのパスのままにします。

このステップは、Windchill Workgroup Manager がインストール済みで、CATIA V5 の完全なバージョンがインストールされている場合にのみ実行してください。初回のセットアップではファイル同期化を選択しないでください。

パブリッシングの際、使用されるセキュリティコンテキストに対して「Leader」の役割が、3DEXPERIENCE ユーザーに割り当てられていることを確認します。

9. <Theorem のインストールディレクトリ>\catia5_setup\debug_options.txt ファイルを、Theorem のインストールディレクトリにコピーします。

Theorem の実行時ログファイルは、<ユーザープロファイル>\<ユーザー>\Local Settings\Temp に、tscprogressyj* および tscsummaryyj の名前で作成されます。