Theorem Worker の設定 - サービスとして実行 (オプション)
必要に応じて、自動的にサービスとして実行するよう Theorem Worker を設定できます。
Theorem Worker をサービスとして実行する場合、次の点に注意する必要があります。
• ラスタービューが含まれている CATDrawing をパブリッシングする際に、製品表現が生成されなくなるエラーが発生する可能性が高くなります。Theorem Worker が CATDrawing をパブリッシングする際に CATDrawing 内のラスタービューが再生成されないように設定できます。これには、プリファレンス
lock.raster.drawing.views.on.publish を
Yes に設定します。このプリファレンスが yes に設定されている場合、既存のラスタービューが維持され、新しいラスタービューの生成は試みられません。詳細については、
使用頻度の高いプリファレンス: wgmclient.ini ファイルを参照してください。
• エラーが発生した場合、エラーメッセージがログに記録されます。これらのメッセージを確認するには、ログをチェックする必要があります。このログは Theorem Worker のインストールディレクトリにあります。
開始する前に、このセクションで先に説明したように Theorem Worker とサーバーがすでに設定されている必要があります。
1. Theorem Worker がインストールされているクライアントマシンで、コマンドプロンプトを開きます。
2. ディレクトリを <Theorem インストール場所>\i486\obj に変更し、以下を入力します。
WorkerDaemon.exe -install
3. Windows の「サービス」ウィンドウ (services.msc) を開き、「GS Worker Daemon」が「自動」スタートアップタイプでリストされていることを確認します。リストされていない場合、Theorem Worker が設定されていることを確認します。
4. 「GS Worker Daemon」サービスのプロパティを表示します。「ログオン」タブで、「アカウント」を選択します。Windchill Workgroup Manager と Theorem Worker ソフトウェアをインストールした Windows ユーザーアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。
5. コマンドラインで、「set」と入力します。このコマンドによってすべての環境変数が表示されます。HOMEDRIVE と HOMEPATH の設定をメモします。
6. Theorem インストール場所の catia5_setup ディレクトリから、ファイル catia5worker.bat を開きます。
7. 環境変数 HOMEDRIVE および HOMEPATH を、メモしておいた設定と同じ設定にします。
例:
set HOMEDRIVE=C:
set HOMEPATH=\users\ptcuser
8. クライアントマシンを再起動します。ただし、ログインしないでください。Theorem Worker がサービスとして自動的に実行します。
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必要に応じて、Theorem Worker にログオンできます。ただし、WorkerDaemon.exe がサービスとして実行されているときにこれを手動で実行しないでください。
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9. 必要に応じて、オブジェクトを手動でパブリッシングする際にファイルフォーマットの選択メニューが表示されるように設定します。これには、Windchill Visualization サービスのパブリッシング規則のデフォルトを CATIAV5 に変更し、パブリッシング規則の XML ファイルをロードする Visualization のコンフィギュレーションを作成します。詳細については、Windchill Visualization Services Administrator’s Guide の「パブリッシング規則の使用」および「パブリッシング規則の作成」を参照してください。