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ワークフローインスタンスの状態
以下の図は、実行オブジェクト (アクティビティまたはプロセス) の各状態、および状態遷移を示しています。
角が丸いボックスで状態を表し、矢印で遷移を表します。実際の状態は常に、最も内側のボックスの状態です。ほかは、サブ状態の集まりを示すスーパー状態です。たとえば、「クローズ」状態のプロセスの照会は、正常に完了したプロセス、および終了または中止されたプロセスを返します。
すべての実行オブジェクトの初期状態は、「開始せず」状態です。実行オブジェクトの状態の通常のシーケンスを以下に示します。
1. 「開始せず」
2. 「実行中」
3. 「実行完了」
以下の 2 つの遷移によって、最後の状態に到達できます。
開始
完了
複数の状態に適用される遷移もあります。これは、スーパー状態から始まる矢印によって示されます。たとえば、任意の「オープン」状態から「強制終了」状態への強制終了遷移などがあります。その他の遷移であるリセットは図には示されていません。リセット遷移では、オブジェクトが「開始せず」状態に戻ります。
「Open.NotRunning.Suspended.Disabled」状態と「Open.NotRunning.Suspended.Intermited」状態は、どちらも「サスペンド」と表示されます。ただし、「Open.NotRunning.Suspended.Disabled」状態は現在使用されていないので、両者を混同する可能性はありません。
コネクタのモデルは、以下のとおりです。
使用可能
「使用不可」