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Expand-References
入力グループのオブジェクト間を移動し、入力グループの各オブジェクトにおいて、指定された属性によって参照されるオブジェクトを取得します。
読み込まれる各オブジェクトの属性は、参照オブジェクトと結合されて出力グループの要素を作成します。出力グループの各要素の属性名は、以下のように決定されます。
属性が入力グループの属性のコピーである場合、名前は入力グループの属性の名前と同じになります。
属性が逆参照オブジェクトから取得された属性である場合、出力グループ内の名前は、入力グループ内の参照属性の属性名と逆参照オブジェクトからの属性名を連結して構成されます。以下の例のようにピリオド (.) が 2 つの間に挿入されます。例:
projectId.name
ここで、projectId は入力グループの参照属性の名前で、nameprojectId 値によって参照されるオブジェクトの属性の名前です。
構文
<ie:webject name="Expand-References" type="OBJ">
<ie:param name="ACCEPT_LANGUAGE"
data="$(@SERVER[]accept_language[])"/>
<ie:param name="ATTRIBUTE" data="attribute"/>
<ie:param name="AUTHORIZATION"
data="$(@SERVER[]authorization[0])"/>
<ie:param name="CONNECTION_ATTEMPTS" data="attempts"/>
<ie:param name="CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL" data="interval"/>
<ie:param name="CONTAINER_REF" data="[ufid | MEMBERSHIP]"/>
<ie:param name="DBUSER" data="username"/>
<ie:param name="DESCRIPTOR" data="attribute_name"/>
<ie:param name="FORMAT" data="[TRUE | FALSE]"/>
<ie:param name="GROUP_FILTER" data="group_name"/>
<ie:param name="GROUP_IN" data="group_in"/>
<ie:param name="GROUP_OUT" data="group_out"/>
<ie:param name="INCLUDE_ARGS" data="[TRUE | FALSE]"/>
<ie:param name="INCLUDE_CONSTRAINTS" data="[TRUE | FALSE]"/>
<ie:param name="INCLUDE_DESCRIPTORS" data="[TRUE | FALSE]"/>
<ie:param name="INSTANCE" data="appl_name"/>
<ie:param name="NEXT_OP" data="operation_name"/>
<ie:param name="OBJECT_REF" data="ufid"/>
<ie:param name="PASSWD" data="password"/>
<ie:param name="REFERENCE" data="reference_attribute"/>
<ie:param name="REFERENCE_DELIMITER" data="^" />
<ie:param name="REFERENCE_EXCEPTIONS" data="[TRUE | FALSE]"/>
<ie:param name="REFERENCE_OUTPUT_DELIMITER" data="^" />
<ie:param name="TYPE" data="type_name"/>
<ie:param name="UNFORMATED" data="dataType" />
<ie:param name="WHERE" data="where-clause"/>
<ie:param name="WHERE_CASE_SENSITIVITY" data="[TRUE | FALSE]"/>
</ie:webject>
パラメータ
必須
相互依存
オプション
INSTANCE
AUTHORIZATION
ACCEPT_LANGUAGE
REFERENCE
CONTAINER_REF
ATTRIBUTE
DBUSER
CONNECTION_ATTEMPTS
DESCRIPTOR
CONNECTION_ATTEMPT_INTERVAL
GROUP_FILTER
CONTAINER_REF
GROUP_IN
FORMAT
INCLUDE_ARGS
GROUP_OUT
INCLUDE_CONSTRAINTS
REFERENCE_DELIMITER
INCLUDE_DESCRIPTORS
REFERENCE_OUTPUT_DELIMITER
NEXT_OP
UNFORMATTED
OBJECT_REF
PASSWD
REFERENCE_EXCEPTIONS
TYPE
WHERE
WHERE_CASE_SENSITIVITY
* 
表に記載されているパラメータの定義が以下にない場合、そのパラメータは共通の定義を持っています。これらのパラメータの説明については、アダプタ Webject の概要の「一般 Webject パラメータ」セクションを参照してください。
ATTRIBUTE
このパラメータは 2 つの異なるコンテキストで使用されます。通常、返されるオブジェクトごとに出力グループで生成される属性を指定します。ただし、GROUP_IN が GROUP_OUT と同じで、TYPE、WHERE、または OBJECT_REF がない場合は、入力グループからのエレメントの属性と結合される各参照オブジェクトの属性を指定します。
値を「*」にすると、入力グループ内のすべての属性に加えて、参照オブジェクトの拡張属性がすべて返されます。
拡張属性の複合名または入力グループの属性の単純属性名を明示的に指定して、返される属性をフィルタ処理することができます。属性を明示的に指定する場合は、目的のすべての属性を同様に指定する必要があります。入力グループの非拡張属性を含める場合は、それらも同様に指定する必要があります。
上記の特別な場合を除いて、入力グループのすべての属性が暗黙的に返されるので、参照オブジェクトの該当属性のみを指定する必要があります。
このパラメータが指定されていない場合は、デフォルトの属性セットが返されます。各タイプの属性のデフォルトセットは wt.adapter.delegates.properties ファイルの DefaultAttributes プロパティ値で定義されています。
DefaultAttributes プロパティが定義されていない場合は、すべてのオブジェクトのすべての属性が返されます。このパラメータには複数の値を指定できます。このパラメータはオプションです。
CONTAINER_REF
Webject を適用する対象となる Windchill コンテキスト。このパラメータは以下のタイプの入力を受け取ります。
Windchill コンテキストの UFID。このパラメータには複数の UFID を指定できます。
MEMBERSHIP - ユーザーがメンバーになっているコンテキストのみが照会されます。
このパラメータを指定した場合、TYPE および WHERE パラメータに対して実行される照会の範囲は、関連付けられたコンテキストに限られます。
GROUP_IN
属性が出力グループに保持され、参照属性が逆参照される 1 つ以上のオブジェクトが含まれている入力グループの名前。
GROUP_IN パラメータ値は、同じタスクファイル内で指定されている Query-Objects Webject から取得できます。このパラメータは TYPE、WHERE、または OBJECT_REF パラメータの代わり、または追加として指定できます。
GROUP_OUT
結果を含む出力グループの名前。このパラメータが省略されると、出力グループの名前は文字列 "_Output" を Webject 名に追加することで構築されます。このパラメータはオプションです。
OBJECT_REF
Windchill オブジェクトの Unique Federation Identifier (UFID)。複数の値を指定して複数のオブジェクトを識別できます。
このパラメータは、WHERE の代わりに、または WHERE と組み合わせて使用できます。WHERE を指定しない場合は、OBJECT_REF を指定する必要があります。
REFERENCE
値がオブジェクト (UFID) への参照である属性の名前。入力グループの要素で検出された各属性に対して、参照オブジェクトが取得され、その属性が入力グループからの要素の属性と結合されて出力グループの要素を生成します。このパラメータは必須です。
TYPE
照会するオブジェクトの通知可能な Windchill タイプの名前を指定します。WHERE を指定した場合、TYPE も指定される必要があります。OBJECT_REF はこのパラメータの代わり、または追加として指定できます。
WHERE
照会するオブジェクトを識別する照会定義式。このパラメータは、OBJECT_REF の代わりに、または OBJECT_REF と組み合わせて使用できます。
OBJECT_REF が指定されていない場合、WHERE を指定する必要があります。WHERE を指定した場合、TYPE も指定する必要があります。詳細については、TYPE および WHERE パラメータの指定を参照してください。