アップグレード後のレガシー監査データへのアクセス
Windchill 10.0 以降では、Windchill 7.0/8.0 セキュリティ監査レポートへのリンクが使用できなくなります。このリンクは、Windchill 9.0 および 9.1 システムでは「サイト」タブおよび「組織のユーティリティ」タブに表示されていたものです。このリンクは、wt.audit.EnableLegacyAuditUI プロパティを true に設定することによって有効になっていました。Windchill 9.0 より前に作成された監査データがアップグレード時に削除されることはありませんが、Windchill 10.x システムではこのデータは表示不可、アクセス不可になります。Windchill 10.x にアップグレードする前に、Windchill 9.0 より前に作成された監査データをアーカイブできます。このためには、オンラインヘルプの説明のとおりに、必要な Windchill 8.0 監査レポートを作成してファイルに保存します。Windchill 9.0 以降のリリースで作成された監査データは新しいフォーマットになっており、新しい監査レポート機能を使用して引き続きレポートに表示できます。
Windchill 9.0 より前の監査データには、次のテーブルが使用されていました。Windchill 9.0 より前に作成されていた監査データを保存した後、これらのテーブルは使用されなくなるので、手動で削除しても構いません。
• AccessRuleEventInfo
• ActionItemEventInfo
• AdHocEventInfo
• CustomEventInfo
• ExecObjectEventInfo
• GroupEventInfo
• NotAuthorizedEventInfo
• OrganizationRoleEventInfo
• ProjectEventInfo
• TeamEventRolePoolInfo
• TeamEventRolePrincipalInfo
• WfVariableEventInfo
• RenameEventInfo
• CADNameChangeEventInfo
• LocationChangeEventInfo
• ProjectAuditEvent
• LastAuditEvent
• AuditEvent