更新後の操作
更新が完了したら、以降のセクションで説明している手順を完了してください。
• SSL 証明書の再インポート
• 更新ツールの実行
• プロジェクトテンプレートの移行
• プログラムテンプレートの移行
• Windchill Quality Solutions 用のテンプレートのマイグレーション
• HTTP サーバーコンフィギュレーションファイルの更新
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クラスタ化されたインストールの場合は、ここに示す手順を実行する前に、クラスタを 1 つのシステムに戻してください。クラスタを戻す手順の詳細については、 クラスタを 1 つのシステムに戻すを参照してください。
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SSL 証明書の再インポート
サイトで HTTPS を使用している場合は、ソリューションの更新後に権限証明書を jssecacerts ファイルに再インポートします。詳細については、Windchill Installation and Configuration Guide の「設定の実行 - 手動による手順」の中の「Apache および Windchill の HTTPS の設定」を参照してください。
プログラムテンプレートの移行
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次のコマンドを実行する際にはメソッドサーバーが動作している必要があります。
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次のコマンドのいずれかを選択して、Enhanced Project Planning で使用するプログラムテンプレートを移行します。
• Windchill システムにおける使用可能なすべてのプログラムテンプレートを移行するには、次のコマンドを実行します。
java com.ptc.projectmanagement.project.utils.MigrateProjectTemplateUtility ALL=true PROGRAM=true
• 特定の組織からすべてのプログラムテンプレートを移行するには、次のコマンドを実行します。
java com.ptc.projectmanagement.project.utils.MigrateProjectTemplateUtility ORG=”<組織>” PROGRAM=true
<組織> は組織名です。
• 特定の組織から特定のプログラムテンプレートを移行するには、次のコマンドを実行します。
java com.ptc.projectmanagement.project.utils.MigrateProjectTemplateUtility TEMPLATE=”<テンプレート A>” ORG=”<組織>” PROGRAM=true
<テンプレート A> はテンプレート名、<組織> は組織名です。
• 任意のコンテキストから特定のプログラムテンプレートを移行するには、次のコマンドを実行します。
java com.ptc.projectmanagement.project.utils.MigrateProjectTemplateUtility TEMPLATE=”<テンプレート A>, <テンプレート B>” PROGRAM=true
<テンプレート A> および <テンプレート B> はテンプレート名です。
Windchill Quality Solutions 用のテンプレートのマイグレーション
既存の Windchill CAPA コンテキストを更新する際に使用するプログラムテンプレートを移行して、Windchill Nonconformance NC 役割および NC アクセス規則を組み入れるには、次のコマンドから選択します。
• NC チーム役割を読み込むには:
windchill wt.load.LoadFromFile -d <Windchill>\loadFiles\nc\NCTeamRole.xml -u wcadmin -p wcadmin -CONT_PATH \"/wt.inf.container.OrgContainer=Demo Organization/wt.inf.library.WTLibrary=myQMS-1\"
ここで、<Demo Organization> は組織名、<myQMS-1> は更新する必要があるコンテキスト名です。
• NC アクセス規則を読み込むには:
windchill wt.load.LoadFromFile -d <Windchill>\loadXMLFiles\nc\NC_ACLRules.xml -u wcadmin -p wcadmin -CONT_PATH \"/wt.inf.container.OrgContainer=Demo Organization/wt.inf.library.WTLibrary=myQMS-1\"
ここで、<Demo Organization> は組織名、<myQMS-1> は更新する必要があるコンテキスト名です。
• Windchill CAPA チーム役割を更新するには:
• windchill wt.load.LoadFromFile -d <Windchill>\loadFiles\capa\ CAPATeamRole.xml -u wcadmin -p wcadmin -CONT_PATH \"/wt.inf.container.OrgContainer=Demo Organization/wt.inf.library.WTLibrary=myQMS-1\"
ここで、<Demo Organization> は組織名、<myQMS-1> は更新する必要があるコンテキスト名です。
• Windchill CAPA アクセス規則を更新するには:
• windchill wt.load.LoadFromFile -d <Windchill>\loadXMLFiles\capa\ CAPA_ACLRules.xml -u wcadmin -p wcadmin -CONT_PATH \"/wt.inf.container.OrgContainer=Demo Organization/wt.inf.library.WTLibrary=myQMS-1\"
• ここで、<Demo Organization> は組織名、<myQMS-1> は更新する必要があるコンテキスト名です。
HTTP サーバーコンフィギュレーションファイルの更新
「設定を定義」で Web コンフィギュレーションの保持を選択した場合、最新の
CD_CAPPS で提供されたコンテンツを比較し、新しい CD に更新をマージする必要があります。詳細については、
設定の定義を参照してください。
PTC によるコンフィギュレーションの更新を、Apache HTTP サーバーに展開された Web アプリケーションに反映しなければならない場合があります。更新を有効にするには、以下の手順を実行します。
1. Windchill Web アプリケーションを再生成します。
a. パスに Ant 実行ファイルが含まれる Windchill シェル環境またはコマンドプロンプトを開きます。
b. <PSI インストールディレクトリ>/<HTTP サーバーインストールディレクトリ> に移動します。
c. 以下のいずれかのコマンドを実行します。
▪ 展開された Web アプリケーションのうち 1 つだけを更新する場合
ant -f webAppConfig.xml regenWebApp -DappName=<WebAppName>
たとえば、更新が必要な Web アプリケーションの名前が Windchill である場合、以下のコマンドを使用します。
ant -f webAppConfig.xml regenWebApp -DappName=Windchill
▪ 展開されたすべての Web アプリケーションを更新する必要がある場合、以下のコマンドを使用します。
ant -f webAppConfig.xml regenAllWebApps
2. WebAssembly の MIME タイプを更新します。
<PSI Install Dir>/<HTTPServer InstallDir>/conf-BACKUP/mime.types を <PSI Install Dir>/<HTTPServer InstallDir>/conf にコピーします。
(既存のファイル <HTTP サーバーインストールディレクトリ>/conf/mime.types を上書き)
メンテナンスリリースの固有の手順の適用
更新するメンテナンスリリースに該当するその他の手順については、
Windchill メンテナンスリリース 最初にお読みください を参照してください。メンテナンスリリースに関する最新の
Windchill メンテナンスリリース 最初にお読みください は、PTC Web サイト
http://www.ptc.com/appserver/cs/doc/refdoc.jsp からダウンロードできます。
この URL では、PTC オンラインサポートの参照ドキュメントの Web ページが表示されます。ドキュメントのサーチ基準で、「製品」ドロップダウンリストから該当する製品を、「報告されたリリース」ドロップダウンリストから現在のリリースを、「文書の種類」ドロップダウンリストから「最初にお読みください」を、「ユーザーロール」ドロップダウンリストから「管理者」を選択します。