Windchill Performance Advisor レポート情報
Performance Advisor レポートは、システムの次の最上位ディレクトリに保存されます。
<Windchill>/utilities/PeformanceAdvisor/reports/create
<Windchill> は Windchill インストールディレクトリです。
レポートが生成されると、Windchill はそのレポートの生成日時を使用して、トップレベルのディレクトリにサブディレクトリを作成します。サブディレクトリ名では Java の日時形式が使用されます。
yyMMddHHmmssSSS
たとえば、2011 年 3 月 20 日、午後 2 時 36 分 42 秒 55 ミリ秒にレポートが生成された場合、次の名前のサブディレクトリが作成されます。
110320143642055
次に、Windchill は生成された LicensingReport.xml という名前のレポートと WindchillSystemInformation.xml をそのサブディレクトリに保存します。
レポートを PTC へ送信すると、デフォルトでは以下のサブディレクトリに送信内容のコピーが保存されます。
<Windchill>/utilities/PerformanceAdvisor/reports/sent
レポートが生成されるごとに、Windchill は次の処理を実行します。
• レポートを含む XML ファイルを送信します。
• XML ファイルの送信に使用されるメタデータを含む PROPERTIES ファイルを生成します。
これらのファイルには、そのレポートを生成および送信した日時を使用して名前が付けられます。形式は以下のとおりです。
yyMMddHHmmssSSS-<マシン名>-<プロセス ID>-yyMMddHHmm.xml
yyMMddHHmmssSSS-<マシン名>-<プロセス ID>-yyMMddHHmm.xml.properties
たとえば、次のように指定されているとします。
• レポートは 2013 年 3 月 24 日の午後 2 時 36 分 42 秒 55 ミリ秒に生成されます。
• レポートは 2013 年 3 月 24 日の午後 2 時 37 分に、myhost234 マシンからプロセス ID 5828 を使用して送信されます。
この場合、次のようなファイルが作成されます。
130324143642055-myhost234-5828-1303241437.xml
130324143642055-myhost234-5828-1303241437.xml.properties
Windchill は、wt.jmx.core.transport プロパティの特別な Performance Advisor インスタンスを使用して、次の処理を実行する設定を定義します。
• レポートの送信に使用するメカニズムの特定
• ローカルコピーの保存
これらのプロパティの既存の Performance Advisor インスタンスは送信時に使用されるので、このインスタンスには変更を加えないでください。
wt.jmx.core.transport プロパティのその他の用途については、
「テクニカルサポートへのシステム情報の送信」を参照してください。
送信操作が正常に完了した後、PTC へ送信した XML ファイルのコピー、および生成された PROPERTIES は、<Windchill>/utilities/PerformanceAdvisor/reports/sent ディレクトリ内に残ります。
生成された Performance Advisor レポートの表示
以下の方法で Performance Advisor レポートの内容を表示できます。
• PTC に送信された zip ファイルを開く。このファイルのコピーは <PA_エージェント>/Reports/collect フォルダにあります。