Windchill インストールの SOLR インデックシングのカスタマイズ
SOLR インデックシングをカスタマイズすることによって、SOLR インデックス内のフィールドにコンテンツ内の要素をマッピングできます。ダイアログボックス内のフィールドを形成するために使用されるインデックス内のフィールド名に要素をマッピングする場合、そのエレメントの値はそのダイアログボックス内のフィールドの値として表示されます。
以下の例は、コンテンツ内の toolSpec (Issue 4.0.1) の name 要素がどのように Windchill Arbortext Editor の「技術情報リポジトリ参照を挿入」ダイアログボックス内の name フィールドにマッピングされているかを示しています。
「インデックシング PCDATA XPath」プロパティ (サイトレベルで提供される) を使用することにより、PCDATA コンテンツがインデックシングされる必要のある要素と、その SOLR インデックスでの表示方法を定義するエントリを追加できます。
1. > > の順に選択して、サイトの「タイプおよび属性マネージャ」に移動します
2. データをインデックシングする対象のオブジェクトタイプに移動します。
この例は、Issue 4.0.1 Technical Repository Data Module のデータをインデックシングします。
> > > > > > >
3. このオブジェクトタイプのプロパティ「インデックシング PCDATA Xpath」の値が /toolSpec/itemIdentData/name:name に設定されていることを確認します。
この値は、要素 /toolpec/itemIdentData/name の PCDATA をインデックシングし、4.0.1 Technical Repository オブジェクトの sisaad_name として SOLR に表示します。
フィールド「名前」は「技術情報リポジトリ参照を挿入」ダイアログボックスに表示されます。その値は 4.0.1 Technical Repository オブジェクトのインデックス内の sisaad_name フィールドから抽出されます。
このプロパティの構文は XPath:indexName です
XPath はコンテンツ内の要素へのパスであり、indexName は SOLR インデックスに表示される要素からの PCDATA の ID (sisaad_ というプレフィックス付き) です。これら 2 つのパラメータはコロンで区切られています。
このオブジェクトタイプの複数の定義はパイプ (|) を使用して区切ることができます (XPath:indexName|XPath:indexName)。