SQL Server のインストールを開始する前に
• インストールを実行するユーザー (一般的にデータベース管理者 [DBA]) は、Windows 管理者グループのメンバーである必要があります。
• Windchill のデモデータベースを持つ SQL Server サーバーをインストールするには、ハードドライブディスクに 1.5 GB の空き容量が必要です。データベースのサイズが大きくなれば、それに応じたディスク容量が必要になります。
• インストールに関する追加要件およびプラットフォームの要件については、Microsoft SQL Server のドキュメンテーションまたは以下のサイトを参照してください。
以下のことに注意してください。
• データベースインストールは、混在モードの認証を使用して設定する必要があります。
• データベースインスタンスでは、「contained database authentication」コンフィギュレーションオプションがアクティブ化されている必要があります。これは、以下のステートメントをデータベース管理者ユーザーとして実行することによってアクティブ化できます:
use master
GO
sp_configure 'contained database authentication', 1;
GO
RECONFIGURE
GO
• Windchill データベースには、以下の必須ファイルグループが必要です。
◦ PRIMARY
◦ BLOBS
◦ INDX
◦ WCAUDIT
• SQL Server データベースユーザーは、包含 DB ユーザーとして作成される必要があります。
• データベーススキーマ名とスキーマオーナーのユーザーは、同じ名前によって識別する必要があります。
• データベースユーザーのデフォルトスキーマは、同じ名前によって識別する必要があります。
• Windchill データベースは部分包含として設定する必要があります。これは、次のステートメントをデータベース管理者ユーザーとして使用することによって設定できます:
ALTER DATABASE [<database_name>] SET CONTAINMENT = PARTIAL WITH NO_WAIT;
• Windchill データベースに対して read_committed_snapshot プロパティが設定されている必要があります。これは、次のステートメントをデータベース管理者ユーザーとして使用することによってアクティブ化できます。
ALTER DATABASE <database_name> SET READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON
• Windchill SQL Server データベースユーザーは、包含 DB ユーザーとして作成される必要があります。
◦ ユーザータイプ: SQL ユーザー (ログインなし)
◦ データベースユーザー名、スキーマ名、スキーマオーナー、およびデフォルトスキーマは、同じ名前によって識別する必要があります。
• Windchill データベースユーザーは db_owner 役割のメンバーでなければなりません。
• SQL Server 2012 以降のリリースを使用した Windchill 11.0+ の新規インストールでは、含まれているインスタンスが適切に設定されている場合、Windchill アプリケーションデータベースの照合順序 (Latin1_General_100_CS_AS_SC) と SQL Server インスタンスレベルの照合順序が異なることがあります。
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Latin1_General_100_CS_AS_SC は、Windows 照合です。照合を形成するには、2012 以降のリリースの SQL Server のインストール中に、次の手順を実行します。
1. 「サーバーの構成」タブで「照合順序」サブタブを選択します。
2. 「カスタマイズ」ボタンをクリックします。「SQL Server 2012 データベースエンジンの照合順序のカスタマイズ」ウィンドウが表示されます。
3. 「Windows 照合順序指定子と並べ替え順序」を選択します。
4. 「照合順序指定子」ドロップダウンリストから「Latin1_General_100」を選択します。
5. 「大文字と小文字を区別する」、「アクセントを区別する」、および「補助文字」チェックボックスをオンにします。
6. 「OK」をクリックします。
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• SQL Server 2008 R2 以前のバージョンの Windchill を SQL Server 2012 以降のバージョンにアップグレードする場合は、SQL Server 2008 でサポートされている照合 SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS を使用してアップグレードを完了する必要があります。アップグレードした後、アップグレード後のバージョンから Collation Conversion ユーティリティを使用して、データベースの照合を SQL Server 2012 以降でサポートされている照合 Latin1_General_100_CS_AS_SC に変更する必要があります。
◦ 更新済みサーバーに対応する新しいサブインストーラへの更新は、Server 2014 (SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS (UCS-2)) で可能です。
◦ データベーススキーマ名とスキーマオーナーは、同じ名前によって識別する必要があります。
◦ SQL Server ユーザー、およびスキーマは、同じ名前によって識別する必要があります。
◦ データベースユーザーのデフォルトスキーマは、同じ名前によって識別する必要があります。
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Windchill データベースユーザーに DBA (データベース管理者) の役割または特権を割り当てないでください。
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Windchill Business Reporting
Windchill Business Reporting でサポートされる Microsoft SQL Server データベースプラットフォームと照合は、次のとおりです。
• Windchill Business Reporting データベース: Latin1_General_100_CI_AS
• Windchill データベース: Latin1_General_100_CS_AS_SC