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PTC ソリューションインストーラのグローバルレジストリ
PTC ソリューションイントーラ (PSI) によって、各インストールのグローバルレジストリファイルが作成されます。グローバルレジストリファイルは、インストールを更新するために必要なので、PSI が実行されるたびに、ローカルインストールに自動的にバックアップされます。
各インストールのレジストリは、インストールを行ったユーザーの下に作成されます。たとえば、UNIX 上のユーザーが "root" として PSI を実行した場合、インストールのレジストリは、root のホームディレクトリに作成されます。その結果、その他のユーザーが PSI を使用して root のインストールを表示することや修正することが防止されます。レジストリが除去された場合は、root でもこのインストールを表示することができなくなります。
レジストリは以下の場所に作成されます。
UNIX
<user_home>/ .ptc/windchill/<インスタンス ID>
Windows
<ドライブ>\User Profiles\<ユーザー名>\Application Data\PTC\ Windchill\<インスタンス ID>
<インスタンス ID> 内は、そのインスタンスに関する情報を含む実際のレジストリファイル "psi_iir.xml" です。"psi_iir.000.xml" などのように番号が付いたバックアップが存在する場合もあります。
<インスタンス ID> フォルダは、コンピュータによって生成された一意の ID なので、特定のレジストリを見つけるには psi_iir.xml を参照する必要があります。
PSI が実行されると、レジストリが以下の場所にバックアップされます。
<ベースインストールディレクトリ>/PSI//installer/instreg/<instance_id>
ここで
<ベースインストールディレクトリ> = インストールされた製品に共通のベースディレクトリ
<インスタンス ID> = レジストリインスタンスを識別する一意の文字列
ベースインストールディレクトリとその インスタンス ID は、レジストリの元の場所にあるマスターインデックスファイル (psi_iir_index.xml) に追加されます。既存のインストールがそれより新しいメンテナンスリリースまたはポイントリリースに更新されると、このインストールに関するエントリがマスターインデックスファイルで作成され、古いリリースのレジストリが削除されます。