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MPMLink エクスプローラの一般的なカスタマイズ
以下に、カスタマイズによって Windchill MPMLink エクスプローラに一般的な変更を適用する方法について説明します。
Windchill MPMLink エクスプローラの可用性の変更
インストールすると、すべての Windchill MPMLink ユーザーが次のエクスプローラにアクセスできます。
製品エクスプローラ
製造製品エクスプローラ
製造リソースエクスプローラ
製造規格エクスプローラ
プロセスプランエクスプローラ
製造ガントエクスプローラ
コンフィギュレーションによっては、エクスプローラへのアクセスを制限したい場合があります。たとえば、製造ユーザーのみが製造製品エクスプローラにアクセスできるようにし、その他のユーザーには製品エクスプローラへのアクセスを許可する場合などです。
このコンフィギュレーションをサイトまたは組織レベルで設定するには、次の手順に従います。
「プロフィール」タブを使用して、製造ユーザー向けにプロファイルを作成します。
エクスプローラへのアクセスを許可する個々のユーザーをそのプロファイルに追加します。
デフォルトの測定単位の変更
Windchill MPMLink オブジェクトは、時間、コスト、サイズなどの一連の属性で定義されます。
デフォルトの測定単位はメートル法です。これを米国式などに変更するには、「プリファレンス管理」ユーティリティを使用して次のプリファレンスを修正します。
Attribute Handling > Measurement System
時間、コスト、サイズなどの個々の属性のデフォルトの単位を変更するには、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティを使用します。
たとえば、時間をすべて分に変更するなど、特定のシステムのデフォルトの単位を変更するには、「測定システムを管理」ウィンドウを使用します。
特定の属性の測定のベース単位を変更するには、「再利用可能な属性を管理」ウィンドウを使用します。変更する属性に移動し、「オーバーライド」フィールドに新しい値を入力します。
作成ウィザードへのカスタム属性の追加
「新しいオペレーションを挿入」ウィザードなどの作成ウィザードに属性を追加するには、次の手順に従います。
1. 次のディレクトリに移動します。
codebase\config\logicrepository\xml\explorer\customization
2. 次のファイルを編集します。
CustProcessPlanExplorerMain.xml
3. 次の XML のフラグメントを追加します。
* 
この例では、inspectionNeeded および InspectionInterval という属性を「オペレーションを挿入」ウィザードに追加しています。カスタマイズしたいウィザードに合わせたり、独自のカスタマイズ属性をコードに追加するように、コードを修正してください。
<ExplorerElementGroup>
<LogicContext application="ptc.cust.ProcessPlanExplorer"
dataType="com.ptc.windchill.mpml.processplan.operation.MPMOperation"/>
<AttributeGroup id="ptc.mpm.exp.CreateTab2" scrollable="true" displayMode="edit">
<CellDefinition id="inspectionNeeded">
<Label>
<Resource key="inspectionNeededLabel"/>
</Label>
<AttributeDefinition attributeId="inspectionNeeded"/>
</CellDefinition>
<CellDefinition id="inspectionInterval">
<Label>
<Resource key="inspectionIntervalLabel"/>
</Label>
<AttributeDefinition attributeId="inspectionInterval"/>
</CellDefinition>
</AttributeGroup>
</ExplorerElementGroup>
4. Java キャッシュを消去し、プロセスプランエクスプローラを再起動します。
この例では、次の点に注意してください。
この XML フラグメントに使用されているアプリケーション ID は ptc.cust.ProcessPlanExplorer です。これはプロセス計画エクスプローラをカスタマイズする場合に推奨される 1 つのアプリケーション ID です。
MPMOperation オブジェクト ptc.mpm.exp.CreateTab2 のデフォルトの 2 番目の作成ウィザードは、次のファイルで定義されます。
codebase\config\logicrepository\xml\explorer\mpmexplorer\MPMExplorerForTablesAndPanels.xml
同じ作成ウィザードにさらに属性を追加するには、同じ AttributeGroup ID (ptc.mpm.exp.CreateTab2) を使用する必要があります。
この XML セグメントには、新しい属性のセル定義のみが追加されます。
* 
デフォルトでは、セル定義はデフォルトのセル定義の後に追加する必要があります。別の場所を指定するには、Placement タグを使用します。
<Placement insertKey="after|before" insertId="attributeName"replace="true|false"/>
For example:
<CellDefinition id="inspectionNeeded">
<Label>
<Resource key="inspectionNeededLabel"/>
</Label>
<AttributeDefinition attributeId="inspectionNeeded"/>
<Placement insertKey="after" insertId="folder"/>
</CellDefinition>
* 
folder という ID の属性の後ろに inspectionNeeded 属性が追加されます。