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ウィザードで使用する ObjectFormProcessorDelegate の指定
DefaultObjectFormProcessor によってインスタンス化される ObjectFormProcessorDelegate クラスの名前は、必要に応じ、以下の方法で非表示入力フィールドでやり取りされます。
<input name="FormProcessorDelegate"
value="com.ptc.core.components.forms.NumberPropertyProcessor"
type="hidden">
これらの非表示入力フィールドは、複数の方法で作成できます。
具体的なウィザードステップが委任に関連付けられている場合、この委任は、ウィザードステップ操作の command サブタグ内で指定できます。次に例を示します。
<action name="attachmentsWizStep" postloadJS="preAttachmentsStep"
preloadWizardPage="false"
<command
class="com.ptc.windchill.enterprise.attachments.forms.Second
aryAttachmentsSubFormProcessor
" windowType="wizard_step"/>
</action>
次にウィザードフレームワークは、このステップを使用し、任意のウィザードについて非表示 FormProcessorDelegate フィールドを生成します。ウィザードステップ操作についてオブジェクトハンドルを指定した場合、そのステップに関連付けられているターゲットオブジェクトについてのみ委任が呼び出されるように、非表示フィールドの名前属性にそのオブジェクトハンドルが格納されます。
委任を必要とする入力フィールドを配置する場合は、その入力フィールドについて GUI コンポーネントを作成するデータユーティリティを使用して非表示フィールドを生成できます。addHiddenField() メソッドと AbstractRenderer を利用するために、データユーティリティで AbstractGuiComponent のサブクラスを返してください。データユーティリティで GUI コンポーネントを作成した後、AbstractGuiComponent クラスの addHiddenField() メソッドを呼び出します。次に例を示します。
LocationInputGuiComponent guiComponent = new
LocationInputComponent(…);
guiComponent.addHiddenField
(CreateAndEditWizBean.FORM_PROCESSOR_DELEGATE, "com.
ptc.windchill.enterprise.folder.LocationPropertyProcess
or");
非表示入力フィールドは、AbstractRenderer によって自動的に生成されます。非表示入力フィールドがステップに関連付けられているか、またはオブジェクトハンドルが含まれたテーブル行に関連付けられている場合、そのオブジェクトハンドルは、非表示フィールドの HTML 名属性に埋め込まれます。AbstractGuiComponent を拡張しない GUI コンポーネントを返すようにした場合は、必要な非表示フィールドのレンダリング方法を GUI コンポーネントとレンダラーに指示する必要があります。
委任の非表示フィールドは、jsp ファイルに直接含めることができます。ただし、非表示フィールドにその関連 HTML 入力フィールドがカプセル化されるので、最初の 2 つの方法のうち、いずれかをお勧めします。