関連のない複数のターゲットオブジェクト
通常、複数の関連のないターゲットオブジェクトをウィザードに含める場合、オブジェクトは同じタイプになります。
このようなウィザードの例としては、複数の部品を作成できるようなウィザードがあります。このウィザードは、以下の 3 つのステップで構成されます。
1. 部品の定義
ユーザーは、作成する部品のタイプと、作成されるすべての部品に共通するその他の属性を入力します。
2. 属性の設定
ユーザーは、作成する各部品の名前と数を表形式で入力します。この表は、ユーザーが任意の数の部品を入力できる動的な表です。
3. 追加属性の設定
ユーザーは、すべての部品に共通する追加の属性を入力します。
ユーザーが 5 つの部品のデータを入力すると、DefaultObjectFormProcessorController は 5 つの ObjectBeans を生成します。各 ObjectBean は、それが表す部品に特有のステップ 2 のデータを含み、また、ステップ 1 とステップ 3 のデータを含みます。部品間に関係はなく、各部品は独立して作成できるため、どの ObjectBeans も親および子を持ちません。すべての ObjectBeans の処理には同じ ObjectFormProcessor と ObjectFormProcessorDelegates が使用され、どのオブジェクトも同じタイプなので、これらのオブジェクトは同じ ProcessorBean に配置されます。