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クラークの制限事項
クラークは、すべてのクラークタイプについて、必須フィールドの検証のみを実行します。下記のその他の検証については、それぞれクラーク開発者が設定する必要があります。
有効な文字 - ユーザーが対象フィールドに許可されていない文字を入力していないか検証します (数値フィールドに英文字が入力されていないかなど)。
フォーマット - 指定どおりの理解可能なフォーマットで値が入力されていることを検証します。検証以前に、できるかぎり無効なフォーマットでの入力をなくすように UI で対策を講じる必要があります (入力フォーマットを明確に示す、異なるフォーマットでも入力を許可するなど)。詳細については、「フォーム標準」を参照してください。
長さ - 対象フィールドに入力された値の長さが、長すぎたり短すぎたりしないことを検証します。
一意性 - 入力されたデータが、システム内の既存のデータに対して一意であることを検証します。たとえば、対象の部品番号がシステムですでに使用されていないかを検証します。
クラークの場合、ステップ間を移動するとき、バリデータのような java コードで必要なフィールドの値が取得できないことがあります。開発者は注意して、そのようなものとしてロジックを適用する必要があります。たとえば、ドキュメントの新規作成においては第 1 ステップで必ず type (ドキュメントタイプ) を指定してもらう必要がありますが、クラークにおいてはユーザーは自由にタブ間を移動できるため、第 1 ステップ内でタブ間を行ったり来たりしているうちにタイプの指定を忘れて、そのまま第 2 ステップに進んでしまう可能性があります。そのような場合、サーバーバリデータはタイプ属性の値を取得できません。