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データフォーマットの追加
以下のコマンドを使用してデータフォーマットをシステムに追加します。
java wt.content.DataFormatUtil -add
ここで以下の属性の値を指定するようにプロンプトが表示されます。
属性
説明
フォーマット名 (必須)
クライアントにこの名前を表示し (Microsoft Word など)、ファイルフォーマットを識別します。指定する値は、一意である必要があります。
MIME タイプ (必須)
このタイプのファイルをダウンロードする際に使用される MIME タイプ (application/msword など)。MIME タイプの有効な拡張子のリストをスペースで区切って指定する必要があります (.txt、.text、.t など)。この方法では、ファイルがアップロードされる際、オブジェクトのフォーマットが設定されます。
説明 (オプション)
このデータフォーマットオブジェクトを説明します。
インデックスの可能性 (必須)
このデータフォーマットタイプが RetrievalWare によりインデックシングされるかどうかを示します。RetrievalWare によってサポートされるほとんどの MIME タイプは、インストール時にシステム内で定義されます。ただし、単純なテキストフォーマットはすべてインデックス可能です。
サポートされているファイルタイプの完全なリストについては、RetrievalWare ドキュメンテーションを参照してください。
アイコン (必須)
このフォーマットタイプのアイコンを含んでいる、コードベースのサブディレクトリへのパスを定義します。データフォーマットタイプを追加する際、Windchill コードベースにあるアイコン以外のアイコンを参照するオプションがあります。ただし、アイコンを表示する際のエラーを防ぐために、アイコンのピクセルサイズを 16 x 16 にする必要があります。
拡張子 (必須)
特定の mime タイプに関連する拡張子を定義します (Microsoft Word の .doc、.rtf など)。
DataFormatUtil を使用して、MIME タイプの新しいフォーマットを追加した後、wt\content\FormatNameRB.java ファイルにそのフォーマットの新しい行を追加し、ResourceBuild ユーティリティを実行して、FormatNameRB.java ファイルからリソースクラスを生成する必要があります。以下のフォーマットを使用して、新しい行を入力します。
@RBEntry("Display_value")
public static final String unique_number = "MIME type name";
たとえば、MIME タイプ名が Java Archive で、表示値が Java Archive File である場合、新しいエントリは以下のようになります。
@RBEntry("Java Archive File ")
public static final String PRIVATE_CONSTANT_58 = Java Archive";
ResourceBuild ユーティリティの使用の詳細については、コンテンツホルダーのデータフォーマットの追加および更新を参照してください。