マッピングするメタデータの識別
マッピングする必要のある、インポート中に使用されるメタデータは、ターゲットシステムでは直接表されないため、これを識別することは必要不可欠です。このマッピングは反復的なプロセスであり、完了するにはいくつかのサイクルを要する場合があります。最初のテストとして、製品データを受信時の状態のままインポートしてみます。このインポートが失敗した場合は、ターゲットシステムでマッピング規則を準備する必要があります。
インポート中に P21 または P28 フォーマットで生成される Windchill データモデルを保持できるようにするエントリ wt.ixb.step=TRACE でメソッドサーバー log4j properties を更新することもできます。このファイルは通常、ディレクトリ <Windchill>/temp/IXBExpImp/stepdex にあります。次に、Windchill モデルに固有の P21/P28 ファイルを手動で、または JOTNE の EDM Supervisor を使用して検査し、マッピングする必要のあるデータを明確に識別します。このデータを識別した後、<Windchill>}/loadXMLFiles/windchill_express_schema.exp にある Windchill データモデルの EXPRESS スキーマ定義ファイルを使用して、IXB DTD でそのデータのタグの XPATH を識別する必要があります。この定義ファイルには EXPRESS フォームの定義が含まれており、コメントセクションには IXB DTD 定義も提供されています。IXB DTD フォームのタグの XPATH が、マッピング規則を定義するために使用されます。Windchill I/X フレームワークを活用するすべてのアプリケーションにマッピング機能が適用されるようにするためです。