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プロパティ値のフォーマットのガイドライン
次のガイドラインは、xconfmanager を使用する際に、コマンドラインでプロパティを正しく設定するために役立ちます。
スペースや特殊文字など、シェルによって解釈される可能性のある文字を含む値のプロパティを指定するには、使用するシェルに適した方法でこれらの文字をエスケープします。
Windows システムでは、引数を二重引用符で囲むことによって、値にスペースを含めることができます。また、^ を使用してスペースをエスケープすることもできます。たとえば、次のいずれかのように使用します。
-s "wt.inf.container.SiteOrganization.name=ACME Corporation"
-s wt.inf.container.SiteOrganization.name=ACME^ Corporation
UNIX システムでは、二重引用符を使用できます。また、バックスラッシュ (\) を使用してスペースをエスケープできます。たとえば、以下のいずれかを使用します。
-s "wt.inf.container.SiteOrganization.name=ACME Corporation"
-s wt.inf.container.SiteOrganization.name=ACME\ Corporation
ほとんどの UNIX シェルでは、バックスラッシュ (\) を使用した場合、その後続の文字を誤字として認識します。ほとんどの場合、ファイルパスでフォワードスラッシュ (/) を使用すれば、シェルのコマンドラインのエスケープ規則の詳細を知らなくても、パスを簡単に指定できます。
UNIX では、通常、ドル記号は、シェルによって変数プリフィックスとして解釈されます。ドル記号を含むプロパティ値を設定するには、シェルが解釈しないように引数を引用符で囲むか、バックスラッシュを使用してドル記号をエスケープします。たとえば、次のいずれかのように使用します。
-s 'wt.homepage.jsp=$(wt.server.codebase)/wtcore/jsp/wt/portal/
index.jsp'
または
-s wt.homepage.jsp=
‘\$(wt.server.codebase)/wtcore/jsp/wt/portal/index.jsp
コマンドラインシェルが間違って解釈しないように引数をエスケープする場合を除き、XML またはプロパティファイル構文との互換性を維持するため、その他の値をエスケープする必要はありません。xconfmanager は、必要に応じて、プロパティの名前と値を自動的にエスケープします。