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主なカスタマイズポイント
これらのワークフローをカスタマイズする際に注意する必要のある主なポイントを以下に説明します。
プロモーションターゲットのロック/ロック解除
上記のワークフローには、2 つの条件付きルータがあります。これらは重要なタスクを処理します。
ルータの 1 つはターゲットをロックします。プロモーションターゲットは、部品、CAD ドキュメント、docs などです。これらのプロモーションターゲットはロック遷移をもつライフサイクルに関連付けられていることがあります。そのとき、プロモーションリクエストをレビューする前にターゲットを目的のロック状態にする必要がある場合、そして終点状態が目的のロック状態であるロック遷移がある場合、レビュータスクがプロモーションレビューのチームメンバーに発生する前に、それらのターゲットをロックする必要があります。
ロックの定義済み条件付きルータは、以下のコードの断片のような定義式を含んでいます。
wt.maturity.PromotionNotice pn =
(wt.maturity.PromotionNotice)primaryBusinessObject;
try
{
wt.maturity.MaturityServerHelper.service.lockTargets( pn );
result = "Accepted";
}
catch( Exception wte )
{
result = "Rejected"; // send notification to owner
}
カスタマイズされたワークフローにも、レビューのタスクの前に同様のロックメカニズムを含む必要があります。
2 番目の条件付きルータは、ターゲットのプロモーションを実際に行い、以下のようなコードが含まれています。
wt.maturity.PromotionNotice pn =
(wt.maturity.PromotionNotice)primaryBusinessObject;
try
{
wt.maturity.MaturityServerHelper.service.promoteTargets (pn);
result="Approved";
}
catch (wt.maturity.MaturityException me)
{
result="Rejected";
}
promoteTargets API では、ターゲットをプロモートする前にロックを解除する処理を行います。このロック解除メカニズムも、カスタマイズされたワークフローに組み込む必要があります。
プロモーションリクエストアクティビティのレビュー
ワークフローに含まれるタスクは、プロモーションリクエストタスクタイプである必要があります。このタスクタイプは、ワークフローのレビューアクティビティを定義する際、ドロップダウンとして使用できます。
プロモーションリクエストチームテンプレートのオーナー役割
従う必要のあるもう 1 つの重要な規則は、プロモーションリクエストに使用されるチームテンプレートにオーナー役割を含めることです。オーナー役割は PR ワークフローにおける多くのアクティビティおよびロボットの参加者です。