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カスタムチェックインベースのパブリッシングの高度なテクニック
EPMDocument チェックイン用パブリッシングのフィルタおよびWTDocument チェックインまたはアップロード用パブリッシングのフィルタの方法では、パブリッシングジョブを作成するための入力を行い、製品表現名、製品表現の説明などを指定することはできません。手順 - カスタムコード/ワークフローからパブリッシングを開始するの考え方と、EPMDocument チェックイン用パブリッシングのフィルタおよびWTDocument チェックインまたはアップロード用パブリッシングのフィルタの考え方を組み合わせることで、チェックインベースのパブリッシングの柔軟性が飛躍的に増します。
そのテクニックとは、Publisher クラスの doPublish メソッドを、前のサブセクションで示した epmFilterMethod または docFilterMethod メソッドに挿入するだけです。2 つのフィルタメソッドは Boolean を返す必要があるので、Boolean.FALSE を返し、doPublish メソッドにより、パブリッシングジョブを実行待ちキューに入れます。
public static Boolean epmFilterMethod(EPMDocument epmdoc) {

if (epmdoc.getDocType().equals(
EPMDocumentType.toEPMDocumentType("MANIKIN_POSTURE"))) {
return Boolean.FALSE;
}
String objRef = ObjectReference.newObjectReference(epmdoc).toString();
Publisher pub = new Publisher();
pub.doPublish(false, true, objRef, (ConfigSpec)null,
(ConfigSpec)null,
"My Rep", "My Description", Publisher.EPM, null, 0);

return Boolean.FALSE;
}
EPMDocument チェックイン用パブリッシングのフィルタで使用されたものと同じ例ですが、太字で示すように doPublish メソッドが使用されています。このカスタムジョブは、"My Rep" という名前と "My Description" という説明の製品表現を作成します。また、メソッドから返される Boolean が Boolean.FALSE になることに注意してください。
doPublish メソッドのその他の有用な使い方については、手順 - カスタムコード/ワークフローからパブリッシングを開始するを参照してください。