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タイプおよびグローバル列挙のインポート
タイプ情報をインポートするには、ターゲットシステムの Windchill シェルから以下のコマンドを実行します。
windchill wt.load.LoadFromFile -d <ロードファイル> -u <ユーザー_ID> -p <パスワード>
<ロードファイル> はエクスポートを実行したときに生成されたインポートロードファイル、<ユーザー_ID> および <パスワード> はサイト管理者のユーザー名とパスワードです。
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エクスポートを実行して複数のロードファイルが作成された場合、各ファイルは番号順にインポートする必要があります。
インポートでは次の処理が行われます。
ロードファイルで指定されているタイプまたはグローバル列挙について、ロードファイル内の新しい情報 (タイプ、属性、制約、カスケード属性、プロパティ値、グローバル列挙など) がシステムに追加されます。
ロードファイルで指定されているタイプまたはグローバル列挙について、システムに存在し、ロードファイルにも含まれているすべての情報が、ロードファイルの内容に基づいて更新されます。
ロードファイルで指定されているタイプについて、そのタイプの属性レイアウト関連情報がすべてシステムから完全に削除され、ロードファイルの内容に基づいて再構築されます。
ロードファイルで指定されているタイプについて、ターゲットシステムには存在するがロードファイルには含まれていないそのタイプの情報はすべて、システムから削除されます。たとえば、ある属性がシステムファイルとロードファイルの両方に存在する場合、その属性のロードファイルには存在しないがシステムには存在するデフォルト値はすべて削除されます(グローバル列挙はこのプロセスでは削除されません)。
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予防のため、ターゲットシステムに存在するがロードファイルには存在しないサブタイプと属性はすぐには削除されません。
代わりに、システムには存在するがロードファイルには存在しないサブタイプと属性ごとに、削除ロードディレクティブがセカンダリロードファイルに作成されます。削除可能な属性を持つサブタイプごとに、各属性の削除ロードディレクティブを含むセカンダリロードファイルが作成されます。また、削除可能なすべてのサブタイプに、削除ロードディレクティブを含む別のセカンダリロードファイルが作成されます。
セカンダリロードファイルは、インポートの終了後に以下の場所に保存されます (ある場合)。
<Windchill>/temp/LWCTypeImpExp
セカンダリロードファイルの削除ロードディレクティブを表示します。削除を実行する場合は、LoadFromFile コマンドを再実行します。今回は、該当するセカンダリロードファイルを対象にします。