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文字列ローカル属性のための大きなデータベース列サイズの設定
AddColumns ツールを実行する際に -stringSize パラメータを使用すると、文字列データタイプのローカル属性のために 500 VARCHAR より大きなデータサイズを設定できます。wt.properties ファイルの com.ptc.core.lwc.string.ColumnSizes プロパティを使用して、500 より大きなデータサイズを設定するそれぞれのモデル化クラスの列サイズを指定します。
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PTC FlexPLM など、一部の製品は、インストール時にモデル化クラスの com.ptc.core.lwc.string.ColumnSizes プロパティを大きなデータサイズに設定します。この大きなデータサイズは、これらのモデル化クラスに新しい列を追加する際に使用されます。
このプロパティのフォーマットは、次のとおりです。
com.ptc.core.lwc.string.ColumnSizes=<modeled_class1>=<column_size1>:<modeled_class2>=<column_size2>
<modeled_class> - モデル化クラスの完全修飾名。この値は、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティ内で、タイプの「内部名」フィールドに表示されます。たとえば、wt.part.WTPartwt.doc.WTDocument などです。
<column_size> -列に設定するデータサイズ。この値は、500 から 4000 の範囲で指定する必要があります。指定した値がこの範囲外にある場合、ツールは該当するモデル化クラスに対してデフォルトの 500 を設定します。指定する値は、現在の値より大きくする必要があります。現在の値より小さい値は無視されます。
タイプと列サイズの値の対を区切るセパレータとしてコロン ( : ) が使用されます。
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wt.properties などのプロパティファイルは、手動で編集してはなりません。プロパティを追加または修正する場合は、xconfmanager コマンドラインユーティリティを使用します。詳細については、xconfmanager ユーティリティについてを参照してください。
次の例では、部品については 1000、ドキュメントについては 2000 として、データベース内ですべての文字列データタイプのローカル属性列を割り振ります。
com.ptc.core.lwc.string.ColumnSizes=wt.part.WTPart=1000:wt.doc.WTDocument=2000
あるタイプのプロパティ com.ptc.core.lwc.string.ColumnSizes の値を設定した後で、パラメータ -stringSize を指定して AddColumns ツールを実行してそのタイプに追加の列を作成すると、そのタイプの既存のすべての文字列データタイプの属性列が新しい列サイズに変わります。
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あるタイプの文字列データタイプ列のサイズを一度大きくした後で小さくする方法はありません。