特殊な管理 > システムおよびビジネス情報の分析 > システム設定コレクター > システム設定コレクターディレクトリの管理
  
システム設定コレクターディレクトリの管理
「システム設定コレクター」ページの一番下に、以下のような情報行が表示されます。
システム設定コレクターディレクトリの現在のサイズ: 86 MB
この行に表示されるメガバイト数 (この例では 86) は、Windchill サーバーのシステム設定コレクターディレクトリのサイズです。このディレクトリサイズは、以下の要因の影響を受けます。
「システム設定コレクター」を使用して情報を収集し、保存するたびに、saved ディレクトリ内のこのディレクトリに収集したファイルが格納されます。
「システム設定コレクター」を使用して情報を送信する際、このディレクトリ内の情報が ZIP ファイルに圧縮され、送信されます。その後、saved ディレクトリ内のファイルが削除されます。デフォルトでは、システム設定コレクターディレクトリの下にある sent ディレクトリに、送信したファイルのコピーが格納されます。
Windchill のプロパティを設定することで、送信済みファイルのコピーを保存するかどうか、およびそれらのコピーの保存場所を変更できます。システム情報の送信先に関するオプションを参照してください。
収集したファイルのデータから社内の機密情報を除去する場合は、ファイルのサイズが変わります。
実際のシステム設定コレクターディレクトリは <Windchill>/utilities/SystemConfigurationCollector です (<Windchill> は Windchill がインストールされているディレクトリのパス)。
「システム設定コレクター」の使用状況に応じて、週に一度または月に一度、システム設定コレクターディレクトリのサイズを管理します。情報収集の原因となった問題が解決されるまで、収集したファイルのコピーを残しておくことをお勧めします。問題が解決したら、ディレクトリから関連ファイルを削除します。
収集する情報によっては、ファイルサイズが非常に大きくなる可能性があるので、空き容量が十分かどうかを事前に確認してください。格納スペースがいっぱの場合、容量不足のため、収集した一部のデータを保存できないことを知らせるメッセージが「収集ステータス」ウィンドウに表示されます。
クラスタ環境で作業している場合、「システム設定コレクター」ページに表示されるメガバイト数は、「システム設定コレクター」ページの要求を処理しているマシン上のディレクトリサイズのみを示しています。ほかのノードのディレクトリサイズを確認するには、そのノードが存在するマシンの各ディレクトリへ移動して、ディレクトリサイズをチェックします。