ファミリーテーブルの修正

Creo Parametric を使用してファミリーテーブルを修正し、修正済みテーブルを Windchill にチェックインできます。ファミリーテーブルの属性を Windchill で編集することもできます。

空のワークスペースから操作を開始してジェネリックを Creo Parametric で開くと、ジェネリックがワークスペースにダウンロードされます (チェックアウトなし)。この時点でインスタンスはワークスペースに追加されません。

「ファミリーテーブル編集」を開きます (「ツール」 > 「ファミリーテーブル」の順に選択)。オブジェクトがチェックアウトされていない場合にそのオブジェクトを編集しようとすると、このオブジェクトは読み取り専用であることを示す「コンフリクト」ウィンドウが表示されます。「操作」列には、推奨される操作 (通常はオブジェクトのチェックアウト) が表示されます。

「操作」列のセルをクリックすると、そのオブジェクトに応じた選択リスト ((このオブジェクトを)「今すぐチェックアウト」、「ファミリーテーブル全体をチェックアウト」、「続行」) が表示されます。チェックアウトせずに継続する場合、保存は可能ですが、修正のアップロードはできません。

「コンフリクト」ウィンドウに複数のオブジェクトが表示されている場合、「すべてを設定」リストを使用して、リストされたすべてのオブジェクトに対する操作を選択できます。

4. ジェネリックを保存し、Windchill にチェックインします (チェックインはモデルツリー、ワークスペースの「チェックイン」操作、または Creo Parametric の「ファイル」 > 「チェックイン」を使用して実行できます)。

「属性を編集」ページを使用して、Creo Parametric のファミリーテーブルメンバーのジェネリックまたはインスタンスの属性を追加または修正できます。ただし、相互依存性があるため、修正する属性に加えて、追加するファミリーテーブルメンバーもチェックアウトする必要があります。

属性クラス	説明
ジェネリックドリブン	ジェネリックモデルで指定されているが、ファミリーテーブルの列としては追加されていない属性 (パラメータ)。すべてのインスタンスは、この属性のジェネリックの値と同じ値を反映します。
継承テーブルドリブン	ジェネリックモデルで指定されており、インスタンスに一意な値を割り当てずに、ファミリーテーブルにも列として追加されている属性 (パラメータ)。Creo Parametric のファミリーテーブルエディタには、インスタンスの値がアスタリスク (*) で表示されます。Windchill では、ジェネリックに表示される値と同じ値がインスタンスに表示されます。
独立テーブルドリブン	ファミリーテーブルに追加され、ファミリーテーブルエディタまたは Windchill「属性を編集」ページにより一意の値が属性に割り当てられている属性 (パラメータ)。

ジェネリック駆動属性値を追加または修正する場合は、すべてのファミリーテーブルメンバーをチェックアウトする必要があります。最初に選択したオブジェクトにすべてのメンバーを含めなかった場合、「属性を編集」ページで「OK」をクリックすると、「確定」ウィンドウに、チェックアウトする必要のある追加のインスタンスがリストされます。「OK」をクリックすると、追加のインスタンスがチェックアウトされ、ファミリーテーブルを修正できるようになります。「キャンセル」をクリックすると、ファミリーテーブルを修正せずに「属性を編集」ページに戻ります。

継承テーブルドリブン属性をインスタンスレベルで修正すると、それは独立になります。つまり、その値はジェネリックの値の影響を受けなくなります。したがって、値を修正するインスタンスのみチェックアウトが必要です。